トランスフォーマーキングダム
とらんすふぉーまーきんぐだむ
ハズブロ主導の『ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー』の最終章となるシリーズで、アメリカでは2020年12月より玩具の発売が開始された(日本では2021年3月よりスタート)。
第1章のシージ、第2章のアースライズでは主にG1シリーズのキャラクターがリブートされたが、最終章となるキングダムでは(『トランスフォーマー』の人気を再燃させ、そこから崩壊寸前にまで追い込んだ)『ビーストウォーズ』シリーズのキャラクターがラインナップされ、G1シリーズのキャラクターも引き続き商品化されている。
ロボットモードの全高が40cmを越える大型商品タイタンクラスには『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場したオートボットの宇宙船アークが選ばれ、アークの機能を司るメインコンピューター・テレトラン1も付属し、単独でロボットに変形する。
フォッシライザー
その名の通り恐竜など古生物のフォッシル(化石)に変形するトランスフォーマーの総称。ヴァータブレイクは後述のコアクラス、パレオトレックスとラクトナイトは前2作のウェポナイザーやモジュレーターに相当する各部パーツを分解して他のトランスフォーマーに装着可能な組み替え機構F.O.S.S.I.L. (Fossilized Osteo-Skeletal Shield Integration Loadout)を取り入れた玩具として製品化された。
コアクラス
過去シリーズのレジェンズクラスに相当し、大きさは『トランスフォーマージェネレーションズ』のメトロマスターに相当。設定上では小型なラットトラップ等がこのクラスで商品化される他、G1オプティマスプライムやメガトロンなどもラインナップされている。
日本でも引き続き商品展開が決定されたが、前回の『アースライズ』と同様に海外で一般販売されている商品の一部(コアクラスやフォッシライザーなど)はタカラトミーモール限定商品としての扱いとなった。
また、商品名、キャラクター名が原語版準拠となっているため、『オプティマスプライマル』や『チーター』といった原語版本来の名前がしっくりこないというファンも。