概要
玩具限定キャラとして登場するキャラクターだが、本記事では2015年のアニメ『トランスフォーマーアドベンチャー』に登場するディセプティコンの一人を主に紹介する。
アドベンチャー
CV:チャーリー・シュラッター / 吹:真殿光昭
第16話『サイドスワイプ、危機一髪』に登場したディセプティコンの一人。蛇のような姿に三本の腕を備えた科学者。オレンジと白を基調とした新幹線風の列車に変形するが、変形したのはサイドスワイプを襲った時だけで直接変形したシーンは存在しない。
元々はクリスタルシティの科学評議員であったのだが、裏では違法な首の挿げ替え手術などの怪しげな外科手術ばかり行っていたマッドサイエンティストであり、その悪行を咎められて評議会を追放された。そのことを逆恨みし、「自分の首を自分より優れたトランスフォーマーのボディに挿げ替えて、自分を追放したアホ共に復讐してやる」と企んだが、計画を実行する前に逮捕され、監獄船アルケモア号に投獄されていた。
地球墜落の混乱に乗じて脱獄した後は、地下鉄の路線の使われていない待避線にラボを作り潜伏していたが、自身の信号を追ってやってきたサイドスワイプを捕え、彼のスピードに目をつけるとボディを奪った。
しかし彼の頭部は手術失敗時に脳の成分が必要なため、短時間タイプの生命維持装置を付けて生かしておいた。基地に自分の胴体と彼の頭を残し、バンブルビーとフィクシットを襲う。
「彼のいいところは全部この私がもらった!」
元々隠密に長けていた上に、チームバンブルビー最速を誇るサイドスワイプの胴体を手に入れたことで、サイドスワイプの身の危険を案じて全力を出せなかったチームバンブルビーを徐々に追い込んでいった。
しかしサイドスワイプの頭を生かしておいたために、ボディの動きが頭だけになった彼にも読めてしまい、彼のアドバイスで徐々に攻撃を読まれていき、最後には背後に回り込んだグリムロックに頭を殴られ気絶し倒された。
頭もフィクシットによってサイドスワイプのボディから切り離されたが、意識が覚めたときの脱走防止のために、もとのボディにはつけ直してもらえないまま逮捕された。
ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー
第3章『キングダム』にて、プレダコン(デストロン)側の兵士として登場する。和名はヴァータブレイクとなっている。
骨格化石のビーストモードに変形するフォッシライザーの戦士で、設定上はヴェロキラプトルの骨格化石に変形する。しかし初期設定ではドラコレックスとなっていたため、指の本数を除けば全体的なビーストモードはドラコレックスのそれとなっている。
玩具は従来のレジェンズクラスに相当するコアクラスとして、日本国内ではタカラトミーモール限定で4月末に発売予定。
関連タグ
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