CV:阪口大助
赤白黒のタンクローリーから、モグラともオケラともつかない独特な容姿のロボットモードへと変形する窃盗犯。
巨大な鉤爪と電流の流れる牙を武器とし、全身を回転させる事で地中を高速で掘り進む能力を持つ。蟻地獄や落とし穴といったトラップ作成にも長け、地中を掘り進むことにかけてはかなり優秀だが、サイバトロン星で仲間達から虫呼ばわりされて馬鹿にされてきたためか人格面ではコンプレックスの権化と化しており、本編中でもコンプレックスから「ペッド様と呼べ!」と言い張っていた。
作中でビークルモードに変形したのは一度だけ。というか、地中を超スピードで掘り進むことができる彼からすれば地球のビークルモードなどほぼ無用の長物かと思われる。
脱獄後はアルケモア号から飛び散ったエネルゴンキューブを回収して、これを餌に仲間を服従させようと目論む。偽物のエネルゴンで罠にかけようとしてきたジャズやバンブルビーたちを逆に落とし穴へ落とすなど善戦していたが、落とし穴から脱出したサイドスワイプの言葉でコンプレックスを刺激されて逆上。最終的にはデニーのクレーン車で頭を殴りつけられてノックアウトされ、ステイシスポッドへ収容された。
さほどミミズっぽくないのに作中でミミズ呼ばわりされていることについてピンとこない視聴者が多いかもしれないが、これはペッドのロボットモードのモチーフが「モンゴリアンデスワーム」であることに由来する。「赤い体色」「地中を掘り進む」「麻痺させる電撃を放つ」などモンゴリアンデスワーム由来の特徴も多い。