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プレダコン

ぷれだこん

プレダコン(Predacons)は、トランスフォーマーシリーズに登場する軍団の名称。
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曖昧さ回避編集

  1. デストロン(ディセプティコン)所属の野獣部隊アニマトロンの海外版名。
  2. ビーストウォーズ』シリーズにおけるデストロンの海外名。
  3. トランスフォーマープライム』の第3シーズン『ビーストハンターズ』及び日本オリジナルシリーズ『参乗合体トランスフォーマーGo!』に登場する敵対勢力。⇒プレダコン(トランスフォーマープライム)

ビーストウォーズに登場するプレダコンについての解説編集


無印・メタルス・リターンズにて編集


ビーストウォーズシリーズに登場するデストロンの海外名称であり、マクシマルと共に厳密には従来のデストロン=ディセプティコン並びにサイバトロン=オートボットとは異なるトランスフォーマーの一種族を指す(日本語版では従来のデストロンで統合されていてここら辺の説明がぼかされたものとなっている)。なお、既に登場していたアニマトロンの表記と区別かもっと大きいグループ名であることを強調するためか「プレダコンズ」と表記される事も多い。


地球歴2010以後の戦いが終戦した後のディセプティコンとオートボットが和平を結んだ後のセイバートロン星にマクシマルと共に誕生した2~3mが標準サイズで有機生命体の姿を模す事が可能な新種のトランスフォーマー。セイバートロン星に出現した工場ピットから製造されるプロトフォームというボディが外界に出された後に起動させられ一体のトランスフォーマーとして生を受ける(対するマクシマルはマトリクスという工場から製造される)。ディセプティコンがリフォーマットで身体構成を変える事で後天的にプレダコンになる事も可能。トランスフォームの際の音声入力コマンドは旧世代が「トランスフォーム」で統一されているのに対しプレダコンが「テラライズ」、マクシマルが「マクシマイズ」と異なっている(日本語版では「変身」で統一されている。また、上記のリフォーマットした例は「トランスフォーム」のままであった)。種族のシンボルマークは黄色い(一部紫に書かれている)蜂の頭部を模した様なデザインとなっている

同じくプロトフォームから誕生するためマクシマルとは肉体的構造はほぼ同様だが、ピットから生みだされるそのスパークは従来のディセプティコンの様に攻撃的指向な傾向があり、混沌とした性質を持つため単一の権威を信用しないという性質を持つのが特徴。そのため種族全体を率いる人物・組織を有しておらず複数の勢力がそれぞれでプレダコン同盟という組織を形成し個々の組織に合った政治・統治を行っている。肉体的には明確な違いは無いためプロトフォームの段階でリプログラミングを行う事でマトリクスから製造されマクシマルとして誕生する筈だった個体をプレダコンとして誕生させる事も出来てしまう

同様の理由からマクシマルに所属を変更する事も指揮官系統の人物に了承してもらった上で自身の音声コマンドを変更するだけで可能となる(ただし上記のリプログラミングは内部システムに特別な処置をされていた場合一筋縄ではいかず命の危険が生じることもある)。

あくまで攻撃的指向が強いという事で好戦的な傾向があるというだけで必ずしも悪人的な思想を持つわけではなく良心を持ち合わせる芽生える者もきっちり存在する(逆にマクシマルも命を軽んじた言動を取る時があるなど完全な善でもない。そもそも半ば旧世代の傘下にある星で生きてきたためか下っ端とはいえ戦闘したい願望を優先したり仕事と割り切っていたりと自分の思想らしいものを持ち合わせてない者も少なくない)。


和平が成立したセイバートロン星にて先住民族であるオートボットとディセプティコンにマクシマルと共に受け入れられる形で共存、4種族を統合する組織「ハイ・カウンシル」をトップとした基本的に平和体制を築いていたが、過去の戦争の禍根や攻撃的な性質から戦時を栄光の時代と見なした憧れ、ハイ・カウンシルどちらかというとオートボット・マクシマル寄りの姿勢である事からディセプティコンと共に現状の社会を相手への隷属状態と見なし納得していない者が少なからず存在している。その状態を打破しようとプレダコン同盟の有力組織であるトリプティコン(原語版ではトライプレダカスと呼称されている)評議会を始め一部の組織は平和の裏で反乱・再戦・宇宙征服の再起を謀る機会をうかがっていたが彼ら以上に過激分子であったメガトロンとその一味が急進派としてセイバートロン星の状況を覆す手がかりを握るゴールデンディスクを盗み出しその鍵が存在していた地球へ向けてタイムワープして逃亡、マクシマル側が追跡を試みコンボイの部隊のみが追いついて地球にたどり着いた事でビーストウォーズが開戦される事となった。

この一連の事件に対しハイ・カウンシル並びにマキシマルを管理する組織「マキシマル・エルダーズ」と政争が生じる事となったのに対し評議会は現状で戦争に発展させるのは時期尚早と判断、事態の悪化を防ぐべくメガトロン達の行方先が地球と突き止めるとビーストウォーズに関わった者達全てを始末しようとしていた



Ⅱ・ネオにて編集

日本で製作されたこちらの2作ではプロトフォームの存在が明確に描写されていないなど上記と同一と断定できない点も見られるが有機生命体をスキャンできる事や種族のマークは変わらず海外版ではグループも同一の名称が用いられている。なお、作中でオートボット・ディセプティコンらしい者の姿は見られず世代交代を生じていたとも取れる光景となっている。


無印で生じた軋轢が直接のきっかけになったのかは定かではないが種族レベルで武力衝突が生じる様になり外宇宙の大航海時代と同時に各地で戦いを繰り広げられるようになっていた。


有機生命体ではなくメカをスキャンできる事もはっきり描写されており、Ⅱでは当時破壊大帝の座にあったガルバトロンの軍団が惑星ガイアを訪れこの星にかつて存在していた知的生命体が遺していたコンピューターに記録されていた文明のデータを閲覧しそこからかつて彼らが使用していた乗り物をスキャンしていた(一部のメンバーはアンゴルモアエネルギーを浴びて機械的なビーストモードへとパワーアップしている(有機生命体をスキャンしていなかった筈だが彼らの願望がある程度反映されていた模様))。


ネオではガルバトロンの死後、破壊大帝の座はマグマトロンが継ぐ事となり舞台として外宇宙が描かれる様になった事でマクシマルとの戦いがより顕著に繰り広げられるようになった。Ⅱとは異なり地球の中生代の動物(例外有り)をスキャン対象としているのが特徴となっている。


遥か昔は惑星ダイナソアという星で生活していたが襲来したユニクロンに星を破壊されるという惨劇に遭った過去が語られており(ユニクロンが健在だった事を考えると実際に住んでいたのはディセプティコンの方だった可能性が高い)、サイバトロンとの戦争”グレートウォー”でユニクロンが敗れ封印される事となった後世でもなお警戒し続けユニクロンが復活する事になったら対抗するための力が必要と考えアンゴルモアエネルギーを求めていた事が明かされる。

しかしガルバトロンは本来の目的を忘れアンゴルモアエネルギーを確保したものの宇宙支配に利用としライオコンボイの部隊に阻止されてエネルギーを封印された状態で宇宙中に飛び散らせる事となってしまった。この目的を実現すべくマグマトロンはエネルギーが封印されたカプセルを回収してきたが封印から目を覚ましたユニクロンが部下のブレントロンにカプセルを回収させガルバトロンの姿を模して復活、マグマトロンは葬られ組織は烏合の衆と化してしまう事に。旧世代の恐怖が薄れていたため一部がユニクロンに取り入ろうとしたが、サイバトロンがユニクロンの野望を阻止する事に懸けてガイルダートが阻止、ユニクロンにとって他者は餌が邪魔者でしかない事を理解した彼らは取り入るのは間違いだったと理解。多大な犠牲を払いながらもサイバトロンはなんとかユニクロンを完全に討伐する事に成功、甦ったマグマトロンに率いられセイバートロン星にて集結、紆余曲折あったものの協力する道を選び共にセイバートロン星の復興に取り組む姿を見せていた。


カーロボットにて登場するデストロンガーの海外表記はプレダコンであり、有機生命体をスキャンしているスタイルや(後付け設定だが)未来からタイムワープしてやってきた組織である事もビーストウォーズと共通しているがビーストモードは厳密にはサイボーグの姿をした動物であったりプロトフォーム由来にしては大型な5メートル程の体格を有しており共通の種族であるか疑わしい点が見られる(後者はコンバットロンとして乗り物をスキャンした者達が誕生しているので違和感は薄れているが)。


関連タグ編集

トランスフォーマー トランスフォーマープライム 参乗合体トランスフォーマーGo! アニマトロン テラートロン プロトフォーム ビーストウォーズ

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