『ビーストハンターズ』のプレダコン
かつてサイバトロン星を支配した古生物で、ショックウェーブによって化石から復元されたクローンが地球に送り込まれていた。
ドラゴンやグリフォン等の架空生物を模した姿をしており、ショックウェーブが再生させたプレダキングを例にして、化石から遺伝子情報を抽出することで複数のクローン体を作ることが可能。これに目を付けたディセプティコンは地球に眠っているプレダコン達の化石を狙って行動を始めた。
しかし、プレダキングがトランスフォーマー達同様変形能力を持っている事が発覚し、更には予想以上の知能を発揮したことで手に負えなくなり、今に全てのプレダコン達が同じようなことになると予測したメガトロンはオートボットを研究施設に誘導。そこを破壊させることで再生途中のプレダコン達を処分することに成功した。
第3シーズンの『プレダコン・ライジング』では、敗走したスタースクリームとショックウェーブがオートボットへの反撃のために新たにスカイリンクスとダークスティールを再生させたが、2体ともプレダキングに比べて知性は劣る。
メンバー
プレダコンの王で、ドラゴンに変形。詳しくはプレダキングの項を参照。
グリムウイング
熊型のグリフォン「ウルサグリフ」に変形。戦闘狂の多いプレダコンの中でもグリムウイングは比較的温厚で、正々堂々とした戦いを好む。
リップクロウ
プレダコンの紅一点。尻尾の先端部にあるサイフォンクローからは相手の体を徐々に蝕み、機能停止に至らしめるメックベノムという毒を注入する。
計算高く冷酷な性格のプレダコン。時折、感情が高ぶって破壊的な行動に出ることがある。
レーザーバック
誰にも従おうとしないプレダコンの反逆者で、プレダコンとオートボットとの戦闘の最中に爆薬を仕掛け、共倒れを狙ったこともあった。
スカイストーカーと同型のドラゴンに変形。詳しくは本人の項を参照。
敵を叩きのめすことだけを生き甲斐とするプレダコン。
ダークスティール
グリムウイングと同じくウルサグリフに変形。声を担当したのは同シリーズのスタスクを演じたスティーブン・ブルーム。
ハン・ガー
ツインストライク
ブライト
リッパースナッパー
ウィンドレイザー
上記の5体のプレダコンが合体した姿。
『トランスフォーマーGo!』のプレダコン
『トランスフォーマープライム』シリーズから派生したパラレルワールドが舞台となる日本オリジナルのOVA作品『参乗合体トランスフォーマーGo!』では、『ビーストハンターズ』と同じくショックウェーブによって生み出されたという誕生経緯を持つが、暴走の末に脱走したプレダコンは宇宙へと離散。地球に襲来したドラゴトロンとプレダコン四鬼衆の5体は激戦の末にレジェンディスクの力で日本の富士山に封印された。だが、登山に来ていた子供の投石によってドラゴトロン以外の四鬼衆の封印が解けてしまい、ドラゴトロン復活のためにレジェンディスクを手に入れるべく行動する。
メンバー
ドラゴトロン
プレダキングと同じ姿を持つ悪鬼大帝。詳しくはプレダキングの項を参照。
四鬼衆のリーダーを務める武闘鬼。よく似た姿のグリムウイングとは違い、姑息で卑劣。
ジュドーラ
オネエ口調の呪縛鬼だが、怒りに火が付くと口調が変わり、ブドーラですら止めることができない。
ガイドーラ
四鬼衆の中で一番の怪力を誇り、パワーを活かした近接戦闘を得意とする怪力鬼。その反面頭脳的な戦い方を苦手とする。
バクドーラ
四鬼衆の中で一番のスピードを誇る爆速鬼。リップクロウに酷似した体型とサイフォンクローを持つが、こちらは男性のプレダコンである。
邪鬼軍団
四鬼衆が使役する小鬼達で、四鬼衆が周囲にある物を媒体として実体化させる。所謂ザコキャラクターだが、回によってはソードボットを苦戦させる場面も見られた。
ドララ
バララ
ブララ
ガララ
ジュララ
ゴラードラ
上記5体の邪鬼軍団が邪鬼5体合体した姿。