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Su-27

すーどゔぁーっうぁちすぃぇーみ

旧ソ連のスホーイ設計局が開発した大型戦闘機。
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概要

旧ソ連が生み出した傑作戦闘機のひとつ。
高い機動性と兵器搭載量の多さなど、長らくF-15のライバル的存在としてその存在感を放ってきた。大型の機体である事を利して航続距離・ペイロードに優れ、新型の高出力エンジンAL-31Fと相まって輸出の引き合いも多い。

非公式ではあるが、本機の愛称は『ジュラーヴリク(Журавлик:子鶴)』。
NATOコードネームは『フランカー(ラグビー等のポジションの一つ)』
複座型はSu-27UBと呼ばれており、NATOコードネームはフランカーC。

原型機のT-10が初飛行したのは1970年代後期であり、本機が配備されてから30年以上が経過するが、今なお現役であり、バリエーションも豊富で、海軍型のSu-33や、改良型のSu-35Su-37などがある。
ロシアのほかにはインド中国が本機をライセンス生産している。
中国では「殲撃11型(J-11)」として生産されたが、原型となったのはオリジナルよりも性能の劣る「モンキーモデル」と呼ばれるタイプである。

本国での活躍

この戦闘機は元来、Su-15から発展した長距離迎撃戦闘機である。
したがってMiG-31と共に防空軍に配備されており、「ロシアの半分はSu-27が守っている」との事だが、実際には両者の長所をうまく組み合わせて配備しているものと思われる。

「長距離」と銘うつ割には増槽を搭載していないが、これは機内に十分な燃料を搭載できる為である。Su-27には元々、行動範囲を広くとれるように機体が大型である事が求められていたのだ。
(ソビエトでは空中給油は爆撃機向けが主だった)

機体の平面形も当時のTsAGI(ツアギ:ソビエトの流体力学研究所)の研究成果を反映したもの。
MiG-29とお互いに機体形状が似ているのは、双方ともにこの研究成果が活かされているからである。
それまでのスホーイの迎撃機と違い、

  • 格闘戦にも強い
  • 航続距離や搭載量に優れる
という強みがあり、
特に二番目の「航続距離や搭載量の優越」は、MiG-29との海外セールスの違いによく現れている。

また、大型ゆえに拡張性にも優れ、その派生型は海軍向けのSu-33に留まらない。
ベクタードスラストノズルを備えたSu-37や、タンデム(縦列複座)としたSu-30などもある。
一番の変り種はサイドバイサイド(並列複座)とした戦闘爆撃機型のSu-34Su-24の後継となる)がある。

Su-27をベースとした派生型はSu-27KSu-27IBSu-27MSu-27BM等、Su-27○○といった命名がされて居る事もあり、混乱を招きやすいものとなっている。
(ロシアの命名規則の関係なので、フランカーに限った話ではないのだが)

兵装ステーションへ後ろ向きに搭載したР-73空対空ミサイル(NATOコードネームAA-11 Archer)をテイルコーン内の後方警戒レーダーと連動させ、後方の目標への発射を成功させている。
ただし実用的ではないためか、このような運用はされてはいない模様。

フィクションにおけるSu-27

pixivに限った話ではないが、機首から胴体にかけてのラインや全体的な構造の美しさが評価され、イラストの題材やフィクションなどによく登場する。
ハリウッド映画ゲームでは東側の戦闘機ということもあって敵役で登場する場合も多く、特にフライトゲームなどではフランカーシリーズは敵側の高性能機としてよく登場する。
後方へのミサイル発射を行っている作品もあるが、何故かその殆どがSu-37等の派生型で行なわれている。

関連タグ

戦闘機 ソ連 ロシア連邦 MiG-29

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