人生、棚からボタニカよ☆
概要
CV:田中敦子
『ビーストウォーズリターンズ』から登場した、植物に変身する女性のサイバトロン戦士。
惑星エネルゴア(地球)から「動物」の遺伝情報を持ち帰ったコンボイたちとは違う惑星の探索に赴いており、その惑星では「植物」が支配していたために星の環境に合わせて植物のトランスフォーマーになった科学者。
植物の遺伝子情報を手に入れてセイバートロン星に帰還するが、メガトロンの軍隊に宇宙船を撃墜される。惑星にばら撒かれたウイルスによって暴走していたが、コンボイにリフォーマットされて救われる。
以降はサイバトロンの仲間となり、彼らの見つけた植物の管理を受け持つ。
武器は体から放たれる電撃で、一度に複数の敵を攻撃することが出来る。当初は戦うことに難色を示していたが、次第に戦闘に加わることになる。また、ラットルとは口論が絶えなかったが、次第に惹かれあっていき、最終的には「ボタりん」、「ラッちゃん」と呼び合うほどラブラブになる。
田中敦子がビーストに出演した、というと不思議に思うかもしれない。
そもそもオファーされた理由は「あの田中敦子がお子さんとビーストウォーズを見ていて、しかも気に入ってくれているらしい」と音響監督の岩浪美和が耳にしたため、そういうことなら打診するしかない、となったからだという。
実際、最後のキャストコメントでも田中敦子は「出演できて夢のようです」「大好きです」と感想を口にしている。
一方、オーディオコメンタリーでは当時表沙汰にしていなかった家族関係の話題をうっかり口にされてしまう(監督の岩波が先のエピソードを話す際にうっかり「お子さんと」と口にしてしまったため)という放送事故が起き、無理矢理知り合いの話として取り繕うことになった(その後普通に発売されているので問題ないようだが)。
ちなみに、オラクルがビーストの面々に「はずばなー(フリートーク対決・恥ずかしい話)」
を振ったDVD特典のリミックスでは何故か恥ずかしい話を披露していない。一方で下ネタ自体はちょこちょことぶっこんでいた上、モノマネにも参加していたことから、恐らく「メタルス」のシルバーボルト同様尺の都合だと思われる。
『リターンズ』のサイバトロンの中では唯一玩具が出ていない。そもそもキャラデザが独自路線なリターンズの中でもビーストモードとロボットモードで共通する色がほとんどない上に極端な細身であるため変形玩具にしづらいのだと思われる(因みにメイン画像は植物をスキャンしたビーストモードである。ロボットモードは青緑のフラッドウッズ・モンスターのような見た目)。
他のトランスフォーマーのリデコで作れるボットコンでも玩具が出ることはほとんどない。