不二雄A・Bどっちやねんお前!!
概要
CV:ポール・ドブソン/吹:小野坂昌也
相次いで部下を失ったメガトロンが新たな手先として用意したトランスフォーマーの一体で、航空部隊を指揮するヴィーコンジェネラル。ティルトローター機に変形する。
アニメのビークルモードでは唯一顔が存在せず、ロボットモード時も脚部が存在しないのが特徴。名前の「オブシディアン」は「黒曜石」を意味し、その名の通り黒いボディを持つ。
資料によっては元はサイバトロン(マキシマル)の誇り高い戦士だったとされている。一方で本編中ではスラストが「サイバトロンのスパークなんか使うからいけないんですよ」と意見されたメガトロンが、何かを思いついたように生み出した戦士であり、本人も「ずっとセイバートロンのために戦ってきた」と発言している(つまりヴィーコンとしての肉体と役割を与えられる以前からの記憶を保持しており、洗脳で部下と思い込まされたのではない)ため、元から同じデストロン(プレダコン)という可能性も指摘されている。さらにボットコンでの過去の姿はG1サイバトロン(オートボット)として扱われている。
ただし、日本語吹き替え版では、本人曰く「メガトロン様はワイのお笑いの師匠や!!」とアレンジされているため、単純に尊敬の念を抱いて付いているトランスフォーマーという可能性も。
「お前アホちゃうか?!」が口癖で、やかましいくらいにまくし立ててくる。また、節々でダジャレを仕込んでは滑って「なんやねん!!」と逆ギレすることもしばしば。従えているヴィーコン軍団は「親戚一同」とのこと。
ふざけた言動を取っているが、サイバトロンの動きを読んだ作戦を立てたり、ラットルの作ったレーダー妨害装置を見つけてストライカとともに利用するなどして知将ぶりを見せつけ、サイバトロンを苦しめた。また、メガトロンが消滅したと思われた時は「セイバートロンのために」とサイバトロンに投降していたが、その後メガトロンの生存が判明した際はあえて彼らと戦わず、世話になった礼を述べて去るという義理堅い面もある。
最後はチータスの作戦にかかって反重力装置でストライカと共にセイバートロン星の重力圏外まで弾き飛ばされて退場する。