ニコラ・テスラ(シンフォギア)
にこらすてら
フォルテ曰く「奇人変人」、「変態」であり、身の回りの物を3、6、9に紐づく数字に揃えないと気が済まない(そのためかエレクライトも3つである)ほか、廊下の隅のホコリが気になって食事の時間に遅れるなど変人の気がある。しかしその頭脳は本物であり他の平行世界を凌駕する超科学技術(オーバーテクノロジー)によって、エレクライトやワールドシステムなどを開発してきた。
レイラインのエネルギーが尽き、滅びそうになっている自分の星を救うためにワールドシステムを開発したらしい。しかしスターリットはLOST SONG編『第1章 陽だまり翳りて』にて並行世界の響に「考えが正しいのか、その人を信じていいのか、わからなくなってしまった」と話しており・・・?
戦姫絶唱シンフォギアXD LOST_SONG編 スターリット(シンフォギア) ララ(シンフォギア) フォルテ(シンフォギア) エレクライト T.E.C.
ニコラ・テスラ・・・元ネタとなった人物。ワールドシステムは「世界(無線)システム」と呼ばれる地球規模の無線送電システムの構想から着想を得ていると思われる(ちなみに実用化には至らなかった)。また、このニコラ・テスラと全く同じ癖があったかは不明だが変人と呼ばれていたことは本当のようである。
以下ネタバレ
LOST SONG編『第2章 星明かりの導き』終盤に明かされたテスラの真の目的、それは理想郷の創造である。テスラ曰く数多の平行世界の星命力(レイラインのエネルギーのこと)を一つの星に集めることで生物や星をアヌンナキのような高次元の存在にまで進化させることにより人々を不死身にし、死んだ人々を生き返らせることができるらしい。ただ生き返った人は肉体のみで魂を復活できるわけではないので、レーベンガーに人々を分解・吸収させ理想郷の創造後新たな肉体にそれを入れることで復活させるつもりである。なので他の平行世界やそこに住む人々が消滅しても気にとめない(ただ第2章の時点で騒動に巻き込まれレーベンガーとは関係なしに死亡した少女がいたが、そのことをテスラは知らない)。そして平行世界の未来が死亡した原因はスサノオではなくレーベンガーに消されたからである(平行世界の未来が死亡した際のSEが炎に焼かれたり攻撃を受けたりしたときのそれではなく、消えたかのような音であるなど伏線が張られていた)。
また相手の動きを止めたり、バリアフィールドで覆われているはずのシンフォギア装者が感電で動けなくなるほどの電撃を放つことができるなど謎の能力も持っていることも判明した。電撃を放つ能力は細かい調整ができるようで、平行世界の響の脳のシナプスに干渉することで未来に関する記憶を消去しようとした(平行世界の響が耐えたことと本編世界の響が駆けつけてきたことで未遂に終わっている)。
理想郷を創造しようとする理由
テスラにはかつてアメリア(スターリットの残したズノート君に保存してあった写真に写っていたメイド服を着た女性)という大切な人がいた。しかし彼女の身に何かがあったようで(おそらく死亡している)、アンドロイドの体を造り復活させようとしたが彼女の人格が宿ることはなかった(仕方なしにそのアンドロイドの駆体にAIをインストールさせたのがララである)。つまり彼の目指す理想郷とは誰かが死ぬことで人々が悲しむことがない世界のことである。
平行世界の調にアンドロイドや平行世界を渡る技術を教えたのも彼であり、切歌を目覚めさせようとした彼女に自らの姿を重ねたが故である。
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