「子供にピストルを持たせる大人はいないだろ?
だから僕達は取り上げに来たのさ。その危険なオモチャをね」
CV:高坂真琴(第3次スーパーロボット大戦(コンプリートボックス))/甲斐田ゆき(スーパーロボット大戦OG、ジ・インスペクター)
概要
※タグとしてはウェンドロが若干多い。
インスペクター事件における異星人勢力「インスペクター(ウォルガ)」の指揮官。
見た目は、年齢相応の幼さがあるが、早熟な人物のようで、思考・行動ともに冷徹の一語に貫かれている。自分以外の者は、たとえ実兄であるメキボス・ボルクェーデですら使い捨ての道具としか見ていないところがある。
それらの人間性が原因なのか、故郷では同胞からも敵視されていた模様。
地球人類が闘争本能のみ突出した野蛮な危険分子と看做して、地球人類を「管理」すると称して地球侵攻を開始した。しかし実際には、急速に発展する地球の軍事力を手にしようとする思惑もあったようだ。
OG2のアニメ版であるジ・インスペクターでは、ホワイトスターがアインストの巣窟と化していたために自身も気付かない内にアインストにその意思を乗っ取られた。精神が歪められたせいか、ストーリー序盤のベーオウルフと同様支離滅裂な言動をしている。メキボスと対峙した際はまだ本人の意志が残っていたが、徐々に影響が強くなり完全に乗っ取られる。「アインストのためホワイトスターを守る」という意思に沿った行動を取るが、最期は鋼龍戦隊によりその存在を消し去られた。
余談だが、子供に銃を持たせて使い捨ての兵にするのは地球(特に貧困地帯)ではありふれた話である。