「俺はハザルとは違う…。俺に感情などない…」
概要
ゼ・バルマリィ帝国の副司令官。
ハザル・ゴッツォの副官であり、常にゴッツォ家の仮面をかぶっている。
寡黙で冷静沈着な人物であり、話し方は片言だが、ハザルより指揮能力が高い。
ハザルに従っているように見えるが……実際は裏でシヴァー・ゴッツォの命令を受けており、ゴラー・ゴレム隊を裏で暗躍させていたことから事実上のリーダーであった。
ハザルはエイスの素顔を知らず、幼い頃の事故で顔に大火傷を負った事が原因で仮面をかぶっていると聞かされていた。
αナンバーズとの戦いでハザルが負けた後、ディバリウムでハザルを攻撃して素顔を現し、片言で喋る演技をやめて流暢な話し方で自分とハザルの生い立ちの真実を語った。
エイスの正体は、ハザルと同じハイブリッド・ヒューマンのタイプPD(人工サイコドライバー)であり、ハザルの予備体としてシヴァーに作られていた。そのためか、ハザルと同じ顔をしていた。
だが、エイスは人間らしく育てられたハザルと違って戦闘兵器として生み出されたことを教えられており、ハザルの横で監視させられることで感情を持つことの馬鹿らしさを知り、機械的に任務を遂行することを仕込まれていた。
ハザル達に素顔を見せて真実を語った後、ハザルの精神を破壊して抹殺し、ヴァイクランを奪った。
その後はゼ・バルマリィ帝国でルアフ・ガンエデンを追ってきたαナンバーズと対決するも敗北。
最期は任務に失敗したことを理由に生命活動を停止することを選び、そのまま戦死した。
リュウセイ・ダテとハザルの世話役だったルリア・カイツはエイスが戦闘兵器として教えこまれ、育てられていたことに心を痛めていた。
なお、「エイス」という言葉はギリシャ語で「1」を意味する。
搭乗機体
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類似人物
ラミア・ラヴレス(スーパーロボット大戦A):「人為的に造られた存在」という共通点を持つ。但し、『A』の女性主人公ルートとOGシリーズにおける彼女は人間そのものと言える思考と感情を獲得している。