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ワールド2(スパロボDD)

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わーるどに

ワールド2とはスマートフォンアプリ『スーパーロボット大戦DD』内に存在する平行世界の一つである。宇宙世紀ガンダム及びエヴァンゲリオンシリーズをイメージした世界観である。

コンセプト

80・90年代のロボットアニメが中心。αシリーズをイメージしている。時代設定としては宇宙世紀0090年代だが、文化的には西暦1990年代後半相当に近い描写が見られる。

世界観

第2世界と呼ばれる世界単独で構成されるが、最初の1話でタイムスリップに巻き込まれ15年後の世界に飛ばされるという構成になっている

【第2世界】

世界観は『V』の宇宙世紀世界に近い。また宇宙世紀間の戦争史の他に、異星人勢力、宇宙からの異種族が人類に脅威を与えているなど、端的に言えばαシリーズの世界観にも通じる点もある。その為、この世界ではインベーダーの襲来から始まった月面戦争におけるゲッター線の暴走と早乙女博士の反乱が起き、その直後にセカンドインパクトが勃発して南極が消滅したばかりか海が真っ赤に染まって海洋の生物と資源が消滅し、それに乗じて起こった一年戦争でジオン公国が総帥ギレン・ザビ自らの指揮の下に行ったコロニー落としによりシドニーを含むオーストラリア大陸の16%は消滅し、ロシアのバイカル湖と北米大陸にも破片が落下。アメリカ大陸は降り注いだ破片で北米の都市がほぼ全てが廃墟にされ、バイカル湖に直撃した破片は人口過密な東アジア全域に大地震と津波を引き寄せることになり、ただでさえセカンドインパクトで南極が消滅して水位が上がっていたせいで原作以上の被害を出すことになったが、そんな不幸中の幸いとしてディーダリオンの介入の御蔭で重量子ミサイルによる攻撃が阻止されたことで地球の文明が崩壊して世紀末状態になることだけは免れた。その後、デラーズ・フリートの蜂起で北米の穀倉地帯に2度目のコロニー落としが決行され(余談ではあるが、この世界ではデラーズ紛争が「事故」として処理されていない)、ティターンズが結成。グリプス戦役第1次ネオ・ジオン抗争へと続き、束の間の平穏を迎えている。

このように環境汚染は他の世界と比較して深刻だが、宇宙世紀をベースとしているのに加え、そこにGGGの保有する緑の星由来の技術や、ゼーレ及びネルフといった他作品のオーバーテクノロジーも合わさる事で、宇宙開発を筆頭とした科学文明が最も安定して進んでいる世界だと言える。

「Z」、「ZZ」は本編終了後だがフォウジェリド、更にハマーンパプテマス・シロッコが生存。

当初はジュドーなどΖΖのキャラが(劇中の台詞から存在自体は示唆されていたものの)どうしているのかが長らく不明だったが、2024年7月のアップデートでついに参戦を果たし、その理由が詳しく語られる事になった。

物語の時系列も原作とは大きく異なる形で展開(※『逆襲のシャア』と『ガンダムUC』の物語が同時に進行し、フル・フロンタルの初登場が『ガンダムUC』の原作におけるEP5終盤に相当するシナリオになっている。そして、『ガオガイガー』終了後の事件である『ベターマン』の物語がパスダーとの決戦前から開始される等)されており、全ワールドの中で改変点が最も多く見られる。

敵対勢力

太字は現在も健在な勢力

第2世界

この他にも他の世界からの侵入者やバンプレストオリジナル勢力等もある。

敵対勢力がそれぞれの思惑に従って独立して存在していたαシリーズを意識してか、敵対勢力の数は全ワールド中で最大であり(インベーダーとゾンダー及びその頂点である原種は全ワールドの中でもトップクラスに危険な脅威)、しかもそれぞれが一時的に手を組む事があっても恒久的な同盟関係にはならないのが特徴。その手を組む相手はディバイン・ドゥアーズも例外ではなく、利害が一致した場合に敵対勢力と手を組む事もある。

とはいえ、袖付きとティターンズ残党はゲリラ活動中心で、インベーダーは他の世界へ活動の主軸を移した事で相対的に第2世界での活動頻度が下がり、地底城の戦いでボアザン星人は先遣隊が撤退に追い込まれ、使徒は何故かEVAが第2世界にいる時にしか現れず、シャア派のネオ・ジオンとは現在一時休戦中であるため、組織的に敵対関係にあるのは現在機界31原種とハマーン派のネオ・ジオンのみである。

作中での出来事(第3章part.7までのネタバレ有り)

宇宙世紀が始まって間も無く100年が経とうという時代。15年前に起こった早乙女の反乱は流竜馬と謎の白い巨人によって阻止され【ワールド2第1話】、重量子ミサイル攻撃は阻止されたものの、直後に立て続けに発生したセカンドインパクトブリティッシュ作戦によって地球は荒廃し、竜馬と巨人は行方不明となっていたが、15年の時を得て竜馬が突如として当時の姿と変わらぬまま帰還するのと同時に機械生命体ゾンダーとボアザン星人の侵略が立て続けに起こる形で物語が動き出し始める【序章ワールド2第2~4話】。

宇宙でも地球連邦軍の独立部隊ロンド・ベルは、ジオン公国軍の残党で構成されるネオ・ジオンからの攻撃を受けて予定進路を外れ、伊豆付近に降下する。艦に搭載されたユニコーンガンダムは、地球連邦を根幹から揺るがすラプラスの箱につながる鍵であり、その為ネオ・ジオンに狙われていた。ロンド・ベル旗艦のラー・カイラムGGGビッグファルコンスーパーロボット、そして一年戦争の英雄と謳われる連邦の白い流星アムロ・レイとの合流の御蔭もあって相次ぐ襲撃を凌ぎ切りっていく【序章ワールド2第5~8話】。

その後、第3新東京市に15年ぶり姿を現わしたディーダリオンと謎の敵性体使徒が出現し、特務機関NERVの擁するエヴァンゲリオン初号機に撃滅されディーダリオンも人間の姿となって回収される。その後NERVは何らかの計画に基づき、総司令の碇ゲンドウは自分の息子にしてEVA初号機のパイロットの碇シンジや指揮官の葛城ミサトたちを強引にロンド・ベルへ出向させる【序章ワールド2第9話】。

その矢先、襲撃してきたインベーダーを撃退するとネピリアンのアンギルオンとマービュオンがディーダリオンを狙って襲来し、その時の先頭の余波でロンド・ベル隊は並行世界の狭間である境界空間へと飛ばされ、そこに集った他の世界の出身者たちと共に後のディバイン・ドゥアーズとして数多の並行世界を巡る戦いが始まることになる【序章ワールド2第10話】。

なんとか第2世界に戻ってきたロンド・ベル一行は新たにEVA零号のパイロット綾波レイとEVA2号機にパイロット弐波・アスカ・ラングレーを仲間に加えて第5の使徒を撃退【第1章part.2第19話】するも、ネオ・ジオン総帥シャア・アズナブルがフィフスルナ落とし作戦を決行するという情報を入手する。ロンド・ベルは急行するも、シャアの方が一枚上手でフィフス・ルナは地球に落ちるかと思われた【第1章part.2第14~16話】。しかし、ディーダリオンアンギルオンの戦いで生じたエネルギーの余波がロンド・ベルごとフィフスルナを巻き込んだ事で地球は救われた【第1章part.2第24話】。そして、ロンド・ベルはまたしても別世界に飛ばされる事となる。

その後も、前述の様に時系列や物語の展開が原作とは大きく異なる形で進んで行き、第1章・第2章共にワールド2が大トリを務めている。

構成作品と参戦状況

構成作品

参戦状況

ディーダリオンとメラフディンを除く

part話 サブタイトル機体パイロット

余談

寺田SSVによると、当初はシロッコとハマーンは物語開始前に死亡しているという理由で『ΖΖ』を参戦しない予定だったが、「ハマーン様を出せ」というBNE上層部からの圧力と初代プロデューサーのレッド氏をはじめとする現場からの突き上げでハマーンを出さざるを得なくなり、「ハマーン様を出すならこの2人が必要」という事でシロッコとジュドーを出す事になり、必然的に『ΖΖ』が参戦する事になったとの事。(元ポスト)

また「デラーズ紛争」のワードも登場しており、星の屑作戦等の0083の出来事が起きているのは間違いないが、コウが今どうしているか、ハマーンやシロッコと同じようにガトーも生存しているのかについては明らかにされていない(後述する「第3次スーパーロボット大戦ANOTHER」には参戦が決まっているが、メインストーリーではどうなるか不明。)

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