概要
パイロットはリューネ・ゾルダーク。
ヴァルシオンを改修した機体。ヴァルシオンのパイロットに予定されていたリューネが「デザインが気に入らない」と駄々をこねたため、父親であり開発者のビアン・ゾルダーク博士が改修した。
デザイン優先のためか、「究極ロボ」と謳われるヴァルシオンと比べるとずいぶん大人しい性能になってしまっている。
人間の女性とまったく同様のフェイス部分が最大の特徴で、状況に応じて表情も変化する。
その風貌から擬人化やMS少女と誤解されることもあるが、ガンダムなどと同サイズのれっきとした巨大ロボである。(厳密には全長24m程度でνガンダムと同程度)。
だがどこをどう改造すれば動く要塞の如きヴァルシオンが女の子になってしまうのかという疑問が解決しなかったためか、「スーパーロボット大戦OG」以降、「人工筋肉により人間らしい動きを可能にした実験機」と新解釈がされた。
後にヴァルシオーネRに改造される。
また、ウィンキーソフト時代と「OG」、アニメ「ジ・インスペクター」版など作品ごとに大幅なデザイン改訂がされているのも特徴。
「魔装機神Ⅲ」では初回特典としてゲーム内で使用可能なコードが付属しており、マップ開始前の換装で使い分けが可能。当然ヴァルシオーネRと改造が連動しているので資金が無駄にならない。
スペック
分類:人型機動兵器、アーマードモジュール
形式番号:SMH-02(αシリーズ)、DCAM-002(OGシリーズ)
全高:24.6m
重量:39.7t
空中浮揚機関:テスラ・ドライブ(OGシリーズのみ)
武装
ディバインアーム
片刃の剣。鞘もある。ヴァルシオンのものをダウンサイジングしたのもので、OGシリーズでは換装武器。
サイコブラスター
サイバスターのサイフラッシュをコピーした敵味方識別型MAP兵器。
ただしリューネの精神コマンドから言って、サイフラッシュほどの価値はない。
ハイパービームキャノン
手持ちのビーム砲。OGシリーズでは換装武器。
クロスマッシャー
手の平から放つ二重螺旋状のビーム。ヴァルシオンから継承された武装。
後述の「円月殺法」登場まで本機最大の武器だった。ただし使用回数制限がちと厳しい。
アニメ「ジ・インスペクター」では使用時にリューネが全裸になるという謎の演出がある。
ファンの間では「ビアン博士が趣味で付けた機能」等と言われているが真相は定かではない。
が、もしそうだとするならビアン博士にはGJと言わざるを得ない。
メビウスジェイド、クロスソーサー、魔球・ミラージュボール
魔装機神Ⅲで追加されたヴァルシオーネRの武装。
円月殺法・乱れ散華
魔装機神Ⅲで追加されたヴァルシオーネ版円月殺法。
pixivにて
その可愛いデザインからやはり人気であり、パイロットであるリューネのフルネーム「リューネ・ゾルダーク」よりもタグ検索数で上回っている。
ファーストネームの「リューネ」だけでは別キャラもヒットしてしまうため一概に比べられないが。
類似機
関連イラスト
関連タグ
ARIEL 同じく、女性型巨大ロボットが登場する作品。
必殺仕置人 - OGにおいてビアン・ゾルダークが娘に向けて遺していた隠しデータへのアクセスコードが「のさばる悪を何とする 天の裁きは待ってはおれぬ」の必殺口上が使われていた。