概要
ヴァルシオンの改造機。
第3次スーパーロボット大戦で初登場。
カラーリングは青だが、コンプリートボックスでは色が赤になっている。ヴァルシオンと同じくディバイン・アームとクロスマッシャーを装備している。
旧シリーズでは、パプテマス・シロッコがゾヴォークの技術を駆使してヴァルシオンを強化した機体として登場しており、「メガ・グラビトンウェーブ」がオミットされた代わりにディカステスにあった「ビッグバンウェーブ」と「メガフラッシャー」が追加されている。
スーパーロボット大戦EXではメガ・グラビトンウェーブを追加で装備した機体がラ・ギアスに召喚されていた。
OGシリーズでは先行量産機という設定に変更され、それに伴い旧シリーズとは逆にオリジナルよりも性能が抑えられている。「メガ・グラビトンウェーブ」も代わりの追加武装が無いままオミットされ、純粋に武装の数が減っている。
作中では計7機製造され、ゲイム・システムを搭載した3機が登場している。
パイロットはテンザン・ナカジマ、テンペスト・ホーカー、シャイン・ハウゼンの3人である。
このうちシャイン搭乗機は条件を満たすとビアン・ゾルダークの遺児であるリューネ・ゾルダークの同意の上でゲイム・システムを外され、コックピットブロックも交換されたものが、自軍に加入し、使用可能になる。
このため、結果として紆余曲折あったものの、本機は地球を守るために異星人と戦うというビアン博士の本懐を遂げたヴァルシオンとなった。
正史ではそのまま破棄されたのか、それともタイプCFへと改修されたのかは定かではないが、OG2以降は味方機としては登場しない。
ディバイン・ウォーズでは、アードラー・コッホがこの機体に乗って逃げようとしたが、ゼンガー・ゾンボルトが乗るグルンガスト零式の零式斬艦刀で真っ二つにされている。
漫画「Record of ATX」ではDC残党が持っていた機体を回収し、ラーダ・バイラバンの搭乗機として使用されている。
後に宇宙仕様のヴァルシオン改・タイプCFが登場する。
スペック
分類:量産型人型機動兵器
形式番号:DCAM-001M
全長:57.0m
重量:550.0t(第3次)、55.0t(EX)、56.0t(OGs)
開発者:パプテマス・シロッコ(旧シリーズ)、アードラー・コッホ(OGシリーズ)
武装
エナジードレイン(OGシリーズ)
チャフグレネード(OGシリーズ)
ディバイン・アーム
クロスマッシャー
メガ・グラビトンウェーブ(EX)
ビッグバンウェーブ(旧シリーズ)
メガフラッシャー(旧シリーズ)