概要
ヴァルシオーネを改造した機体であり、パイロットはリューネ・ゾルダーク。
デザインが新しくなっており、甲冑のような意匠が盛り込まれている。
性能面では、バストサイズの向上を始めとするプロポーションの向上が顕著である。
「スーパーロボット大戦α」ではノーマルを飛ばして最初からRの状態で登場する。
反対に、「スーパーロボット大戦OG」ではなかなかR状態での登場には恵まれなかった(逆にノーマルの外観がR寄りのデザインにアレンジされていたりするが)が、ついに第2次スーパーロボット大戦OGにてR状態が参戦。
しかも、フラグを満たせば時系列的には覚えていない円月殺法も追加される。
メカニックデザインは寺島慎也。
スペック
分類:人型機動兵器
全高:28.2m
重量:68.9t
動力:不明(OG)、量子波動エンジン(αシリーズ)
エネルギー:プラーナ
製作者:ビアン・ゾルダーク(改修はリューネ・ゾルダーク)
武装
ディバイン・アーム/ディバイン・ブレード
片刃の剣。鞘もある。
サイコブラスター
サイバスターのサイフラッシュをコピーした敵味方識別型MAP兵器。
ただしリューネの精神コマンドから言って、サイフラッシュと比べて有用性は低め。
クロスソーサー
ヴァルシオーネの両肩から、円形のユニットを回転させながら飛ばす。
魔球・ミラージュボール
魔装機神Ⅱにおける隠し武装。リューネがビアン博士に強制的に見せられたアニメをモチーフにした技。元ネタは童夢くん。
魔球・ミラージュボール2号
魔装機神Ⅲにおける隠し武装。こちらも何らかのアニメの影響を受けており、サッカーのような動きをする。
メビウスジェイド
光の素粒子が相手に続けざまに命中する。魔装機神で「クロスソーサー」がランクアップしたものだったが、魔装機神Ⅱでは追加武装に変更され、魔装機神Ⅲでは初期武装として採用されている。
メガビームキャノン/ハイパービームキャノン
手持ちのビーム砲。「α外伝」戦闘アニメの八重歯が可愛い。
ツインメガビームランチャー
2連装のビームランチャー。
クロスマッシャー
手の平から放つ二重螺旋状のビーム。ヴァルシオンから継承された武装。威力では円月殺法に次ぐ。
拡散クロスマッシャー
出力の上昇したクロスマッシャーを拡散させ、敵に集中してぶつける。魔装機神Ⅱのみ。
十八番参会名護屋暫(じゅうはちばんさんかいなごやしばらく)
魔装機神Ⅱで追加されたリューネ念願のマサキとの合体攻撃。ディバイン・アームとバニティリッパーによる連続攻撃。…が、魔装機神Ⅲではなくなってしまった。同時に仕掛けたはずが何気にリューネの方が勇み足をしたらしく、高機動のサイバスターより先に攻撃を仕掛けている。
円月殺法
「眠狂四郎」の必殺剣。「魔装機神LOE」以降、必殺技として使用可能になる。
なぜかフル改造すると合体攻撃より威力が上がる。
円月殺法・乱れ散華
魔装機神Ⅲの限定版ヴァルシオーネが使用する円月殺法の名前であり、本機では円月殺法からのランクアップとなった。魔装機神Fのみ。
余談
「スーパーロボット大戦α」でアニメーションが大きく動くようになったのは、本機を担当した土屋英寛氏が力を入れ過ぎて他の機体と比べても明らかに動く機体となってしまっていたのが原因。
これに合わせて他の機体のアニメーションも全て作り直すことになったが、それでもヴァルシオーネRは他の機体よりも頭1つ抜けた動きを見せる(このためか次作の「スーパーロボット大戦α外伝」ではどの機体も「α」の本機並みに動くようになった。ヴァルシオーネRはそれらをさらに上回る動きを見せるようになったが)。
関連機体
関連イラスト
関連タグ
ARIEL 同じく、女性型巨大ロボットが登場する作品。