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概要編集

沖縄県出身。本名は「名嘉真朝紀(なかま あさき)」。実母は浦添市美容室プリンスを経営している。


2004年に4コマ漫画「火星ロボ大決戦!」で漫画家デビュー。その後の作品に通じる「かっこいいロボットを描けるのに絶対主人公は乗せない」と言うちょっと変わったところはデビュー作から現れていた。


ロボットものでデビューする程のロボット好きが高じてか、スーパーロボット大戦シリーズを愛好しており、同シリーズの4コマアンソロジーに作品を提供している。


2008年からはストーリー漫画スタイルのKENZENロボット漫画「健全ロボダイミダラー」を連載開始。同作には正義の秘密結社として実家の美容室プリンスを登場させている。


2013年より掲載誌の誌名変更(Fellows!ハルタ)にあわせてタイトルを「健全ロボダイミダラーOGS」に変更。ちなみにOGSとはオルガズムの略である。KENZENだから仕方ないね。


「火星ロボ大決戦!」「健全ロボダイミダラー」そして火星ロボ大決戦!の過去を描いた「カニメガ大接戦!」の3作は、世界観を共有しているところがあり、三作の敵は共通して「ペンギン帝国」である。


漫画家としての成功について美容室プリンスを経営する実母は、


第2の金城哲夫(ウルトラマン原作者)。沖縄の若者としてよく夢をかなえたと思う


と沖縄の偉大な先人クリエイターを例に出して新聞社の取材に応えている。


ちなみに実母曰く


極度のマザコン


との事。

作風編集

読めば読むほど知能指数が下がりかねない支離滅裂なギャグと、過剰なまでのお色気描写に定評があるギャグマンガ家である。ロボット好きであることからほぼ全ての作品に巨大ロボットが登場するが、何故か主人公側のロボットは大変かっこわるく(インパクトのあるデザインとも言えるが)、敵側のペンギン帝国のロボットの方がカッコイイという特徴がある。

登場するキャラクターも大半がどうしようもないすけべ野郎であり、ヒロインは脱がされるか頭が悪くなりそうなお色気ギャグに付き合わされる苦労人ポジションである。

作品は一様に「ペンギン帝国」が関わっており、ペンギン・サーガとも呼ばれている。

長らく日の目を見なかった「カニメガ大接戦!」が単行本化されたことでペンギン・サーガは終結。現在はペンギン帝国やロボットに頼らない作品を描くとのこと。


石川賢ゲッターロボサーガや装甲騎兵ボトムズで知られる高橋良輔作品に影響を受けているらしく、主人公のダイナミックな顔芸やときどき挿入されるむせる台詞回しにもその一端が現れている。

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