坂本雄大
さかもとゆうだい
前回(第3回)大会のランキング5位。
グリップウェイトレシオがMFG攻略の重要なカギを握る中にあって、「ハイテクな電子デバイスで武装した大排気量4WDこそが最適解」という極端な考えを持つ。
ちなみにR8は1.7t前後と、作中に登場する車では重量級となるため太いタイヤを履けるが、別途ハンデを課される4WDでもあるため前述した理論が通るかは甚だ疑問である。
いつもサングラスを身に着けてパーカーのフードを目深に被っており、表情をうかがい知るのが難しいことから、ライバルである相葉瞬からは「ダークサイドの暗黒卿」と揶揄されている。なお沢渡光輝は彼の素顔を見たことがある様子で、曰く「つぶらな瞳をしていた」とのこと。
物静かな雰囲気とは裏腹に毒舌家でもあるが、相葉とは昔から因縁があるからなのかその濃度が濃くなる傾向にある。相葉とは互いに意識し合うライバル関係にあり、決勝レースで絡むことが多い。第1戦では予選3位で一度は赤羽海人や相葉に抜かれたものの、カマボコストレートでオーバーランしてコースアウトした相葉を尻目に4位でフィニッシュしている。
第2戦では予選8位。ジャクソン・テイラーをオーバーテイクすることに成功したが、3位の石神風神のペースが上がらなかったことでカナタ・リヴィントンに追いつかれ、デスエリアでオーバーテイクされた。抜かれた直後に大石代吾がスピンしてコースアウトし、石神もスピンしたことでマシントラブルを抱えたため一時は6位まで上げた。終盤相葉とサイドバイサイドを繰り広げたが、マシンが壊れては困ると引き下がったことで7位でフィニッシュした。
第3戦では予選9位。負傷により順位を落としたカナタに追いつくも、復調したカナタのスパートに付いて行けずに置いて行かれる。更に前園和宏にもオーバーテイクされてしまう。また、ここでも終盤相葉と絡み合い、運営側が並走することを想定してないコースに相葉が入り込む形となり、サイドバイサイドとなってギリギリで差し切られたことで11位となっている。このことを不服として運営に対して審議を要求したが通らなかった。第4戦では予選、決勝共に13位。沢渡がスピンしたことで一度は12位になったが、猛追して来た沢渡から「今年のあんたはチキンカスだ」、「びびってんじゃねーよ 四駆だろ」とまで言われた上にあっさりオーバーテイクされてしまった。第5戦の予選は12位。
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