「モチベーションが上がらないぜ 何もかもイージーすぎる・・」
プロフィール
CV | 神谷浩史 |
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出身地 | ドイツ |
年齢 | 20歳 |
搭乗車両 | ポルシェ・718ケイマンS(開幕戦)→718ケイマンGTS(第2戦・第3戦)→718ケイマンGT4(第4戦以降)(いずれも982型)(※1) |
ボディカラー | キャララホワイトメタリック(ケイマンS)、ホワイト(ケイマンGTS/ケイマンGT4) |
ゼッケンナンバー | #12 |
ナンバープレート | 湾岸308 や ・-223(ケイマンS)、湾岸355 ゆ 8-920(ケイマンGTS) |
(※1)スマートフォン向けアプリゲーム『ドリフトスピリッツ』ではケイマンSとケイマンGTS、アーケードドライブゲーム『頭文字D THE ARCADE』ではケイマンGTSのみ登場。
概要
前回(第3回)大会のランキング12位。
昨シーズンは中途参加だったにもかかわらず、MFGの上位ランカーのみに許される称号『神15(フィフティーン)』入りを果たした天才ドライバー。
ポルシェ社が主催するレーシングドライバー養成所『ポルシェアカデミー』出身のエリートで、ついた異名は『シュツットガルトの刺客』。第4回大会となる今シーズンでは年間王者争いの期待も持たれている。
一方で本人は(偏見なのかどうかは定かではないが)MFGを「何もかもレベルが低い」「シロウトとロートルの集まり」などと見下しており、「圧倒的な差で年間王者を決めて、捨てゼリフのひとつを吐いてドイツに帰る」(要約)腹積もりでいる模様。
このためか優勝ないしは表彰台を獲得しても登壇することはなく、他のライバルドライバーやMFG本体に対してリスペクトする姿勢を見せないことが常態化している。
またドイツ人であることを誇りに思っており、「偉大なるポルシェ」「ゲルマン民族の誇りにかけて」と述べている。
MFG参戦にあたり、姉のアグネスと共に赤坂でマンションを借りて生活している。ちなみにアグネスの方は日本を気に入っており(寧ろアグネスは母国であるドイツをあまり好んでない模様で「二度と戻りたくない」とまで言っている)、ミハイルを「中二病」と揶揄している。
先述したようにレーシングドライバーとしての実力は超一流で、基本的な速さや技術もさることながら、センサーの類を用いずとも肌感覚で四つのタイヤの表面温度や内圧を正確に把握し、ピンポイントでひとつのタイヤに熱を入れたり冷ましたりすることが可能という、たぐいまれな特殊能力を持つ(当初開幕戦の解説を担当した小柏カイは『こういった芸当ができるのはベッケンバウアーただひとり』と評していたが、後にカナタも同様の芸当を使いこなせることが暗に示されている)。
また第2戦の予選タイムアタックでは、既に暫定首位のタイムを記録した沢渡とアルピーヌA110のコンビをみずからの視点で可視化し、ゴール手前でキッチリ差し切るよう算段をつけるという卓越したイメージ能力も披露した。
その一方でレースマネジメントに絶対の自信を持っているが故に、ライバルドライバーから想定外の反撃を食らうと心拍数が上がって取り乱す弱点も持ち合わせる。本人もこのことは自覚しており、キャリアを通じた課題に挙げている。
余談
- 名前はF1界の帝王ミハエル・シューマッハと、サッカー界の皇帝フランツ・ベッケンバウアーからそれぞれ来ているものと推察される。両者ともドイツが誇る人間国宝のような存在であり、本作品のラスボス級キャラである彼にふさわしい名前ともいえよう。特にミハエル・シューマッハは正確さや抜群のタイヤマネジメント能力など、ドライビングスタイルも彼とよく似ている。
ちなみにミハエル・シューマッハはポルシェのライバル企業のメルセデスの育成プログラム出身である。
また、ミハエルやミハエルの弟のラルフ・シューマッハも一時期日本のF3000やフォーミュラ・ニッポンに出場した経験がある(シューマッハ兄弟は彼とは違い日本に対してはリスペクトする発言をしている)。
- 初期のミハイルを代表するセリフに、石神とのバトルにおいて心の中で発した「アジアのすみっこの貧相なサル民族に・・・(以下略)」とあるが、アニメ化にあたって「サル」の部分が差別用語にあたるためか、その部分のみカットされている。