「ヤバイよ カナタ ヤバすぎるぅ・・ 中古で170万の オレの86が・・」
概要
神奈川県藤沢市にある自動車整備工場『緒方自動車』の二代目社長。
フルネームは不明。歳を重ねているように見えるが、26歳。
自身もMFG発足当初はいちドライバーとして参加していた元走り屋だったが予選で惨敗を喫し、入院している父のサポートと工場の借金を返済するため一線を退いた。
西園寺一家とは父の代から付き合いがあり、恋からは親しみ(?)を込めて『オガタっち』と呼ばれている。
その西園寺家から紹介される形でカナタと出会い、彼のMFG参戦をサポートするため自身の愛車であるトヨタ86を提供する(よく『86=カナタの愛車』と誤解されることがあるが、86の所有者名義は緒方にある)。
同時にメカニック兼セコンドとして、カナタと獲得賞金を折半する契約も交わしている。当初緒方は「カナタが負うリスクが大きすぎる」として2割ほどを受け取る提案をしたが、彼の強い姿勢に折れて現在に至る。
実際のレースでは悪天候(開幕戦の火山性ガスと第2戦の濃霧)時に、ライバルマシンとの位置関係を正確に把握するためカナタの提案を受けて実施した『音声(ボイス)カウントダウン』を確実に実行するなどして、86号車の大躍進に大きく貢献している。
車の貸与の他、MFG運営とのマネジメントと、奥山と協力して86のメンテナンス及びセッティングを担当し、陰ながらカナタをサポートしている。
雨天時には靴を拭くためのタオルを用意し、女房役として細やかな気配りも忘れない。
カナタの常識はずれなドライビングとピリついたレース展開で、毎回ストレスから来る腹痛や貧血で倒れそうになり、吐き気を催したりと忙しないが、「カナタが命懸けで戦う以上最後まで見届けなければならない」と、何があろうとカナタの側に居続ける覚悟をしており、カナタにとって86に並ぶ大切な相棒である。
アニメ視聴者からは、健気な人柄と、畠中氏の絶妙に気弱な演技が相まって、ヒロインよりもヒロインしている人だの、正ヒロインだのと呼ばれていたりする(そんなわけでメイン画像のような設定がなされることもままある)。
関連タグ
武内樹:助手席でカナタの神業ドライブを体験した緒方の姿が、彼とダブって見えたことが話題に上った。