「レースではライバルかもしれないけど 見方を変えれば
あたし達はMFGをもりあげるためにがんばっている仲間でしょ?」
プロフィール
概要
前回(第3回)大会のランキング18位で、異母兄妹ドライバー・ヤジキタ兄妹の片割れ。
団栗眼にポニーテールが特徴の童顔で、兄の翔からは『デメキン』呼ばわりされている。またデブ専である翔からはガリガリと言われているが、スタイルはいい。劇中では第4戦のシーサイドダブルレーンにエマ・グリーンがスポット参戦するまで唯一の女性MFGパイロットだった(ちなみに最終戦の熱海ゴーストからは桜野舞も参戦を果たす)。
明るく活発な肉食系女子で、『話題のスーパールーキー』としてカナタに注目…もといそのイケメンぶりから一目惚れするようになる。
翔からは「ちょっとイイ男だからってすぐにホイホイなつくな」と忠告されるもお構いナシ。開幕戦・小田原パイクスピークの表彰式ではハグ嫌いのカナタのガードを突き破って抱き着くという快挙(?)を達成、この一軒で西園寺恋から(表向きではないものの)恋敵に認定されてしまった。
その後もカナタとの結婚願望に変わりはない一方、第3戦のザ・ペニンシュラ真鶴の予選で出走日が一緒であることに合わせ、勝負事の神様が祀られている箱根神社の必勝祈願のお守りをプレゼントするなど、MFGにおける戦友として親交を深める様子も描かれている。このお守りは86に付けられることとなったが、決勝前にお守り二つ付けはダメと言われたことで仕舞われてしまっている。
レースにおいては、基本的に翔とのコンビネーションで格上のハイパワー車を封じ込める戦法を得意とする。特に自分が後ろ、翔が前を取って相手を前後に挟み込む『サンドイッチフォーメーション』は、経験した者にとっては驚異的な作戦となっている。またスリップストリームの扱い方にも長け、開幕戦ではカナタを巻き込んで直線での86のパワー不足を補うよう仕向けた(勿論スリップストリームに絡む台数が増えれば効果が大きくなるという自分たちの利にもかなう結果ではある)。
その一方で望自身の実力は相当に高く、翔が様々な要因で不調に陥っていくのと入れ替わりで成績が向上している。第2戦の芦ノ湖GTでは、ドライ路面での走行を前提としたエキシージの足回りが決勝日のレインコンディションにマッチせず下位に沈んだ翔に痺れを切らし、柳田拓也と大谷洋介を相手に一人でサンドイッチフォーメーションを決行。軽量ボディと優れたトラクションを武器に見事出し抜いて、自身初のシングルポジションでのフィニッシュを果たした。
1戦目の予選は14位、決勝が13位。2戦目の予選は12位、決勝が9位。3戦目の予選決勝共に13位、4戦目の予選では12位と下位辺りであったが、カナタとミハイル・ベッケンバウアーに追従する機会を得たこと、沢渡光輝に追従して石神風神を抜いたことで決勝9位となった。その影響かドライビングテクニックが大きく向上し、5戦目は予選6位という好順位となった。
余談
- CVを担当する芹澤女史はmotsu氏とタッグを組んで、二期続けてアニメ版のOPテーマも担当している。