概要
元々は投稿者がBB先輩劇場やkodax兄貴リスペクトなどにて、こいつらのような知名度はなく、マイナーな部類に入る淫夢ファミリーをゴリ押しで流行らせようとする際に使われるタグである。
元々はマジメ君のような華のないキャラを指す言葉だった。
二軍に分類されることに明確な基準はないが、主にNKTIDKSGや肉体派おじゃる丸等が二軍扱いされる。
二軍クッキー☆声優と組み合わせたBBクッキー☆劇場もあり、特にJOKER姉貴を交えた四人組「面白味研究会」は2017年頃に流行した。
淫夢界隈自体のマンネリ化が進んで新しい風が求められていた2010年代後半、質の高い投稿者に目をつけられたことで「面白味研究会」や「NKTIDKSG」などがじわじわと流行り始めた。しかし2022年頃の空前のタクヤブームに吹っ飛ばされ、若い世代に多い流行を追うタイプのホモからは見放されてしまった。
しかしタクヤブームは素材があまりにも汚くておぞましいこと、大元となる「拓也の評判」が単なる辛辣な誹謗中傷であること、AIを用いた二次・三次創作をメインストリームに含めるため元々のホモビデオ素材から完全に逸脱していること、オッサンというより珍獣をネタにしていることなどから、単にホモのオッサンをアバターにして面白いものを作りたい古参の淫夢厨にはむしろタクヤさんをはじめとした一軍側が距離を置かれるようになる。
汚くなりすぎない二軍淫夢は、そういう層の需要をうまく取り込んで定着していくことになった。主にゲーム実況用の解説アバターや、「ホラー淫夢」などのナンセンスになりすぎないBB先輩劇場などでの活躍が多く、特にNKTIDKSGは現在でもkodax兄貴リスペクト界隈で人気を博している。
知名度が高いゆえに質の低い投稿者やマナーの悪い視聴者に目を付けられやすい一軍に比べると、実力の高い投稿者と審美眼の厳しい視聴者によって切磋琢磨するのが二軍淫夢動画。素材自体に華がないせいで「女の子説」「ひで虐待」「拓也の評判」のような定番ネタに逃げることができず、投稿者自身のセンスが動画の質に直結する。
裏を返せば、再生数が比較的伸びている動画は「空手部や三銃士では出せない面白味を引き出している」と言える。淫夢のメインストリームとなるこいつらとは距離を置いた存在。
いわば「人気の一軍、実力の二軍」といったところ。
近年もアナルアサシンや変態オナニー青年アキラなどの大型新人の発掘が進んでおり、現在では「格上と格下」というより、「西本願寺と東本願寺」のようにまったく別の団体に分化しつつある。
更にマイナーなのは三軍淫夢や五軍淫夢などと呼ばれ、二軍入りを目指して様々なキャラ付けが模索されている。