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中古車

ちゅうこしゃ

新造されてからユーザーの手によってある程度使用された後に販売・譲渡される車両。
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概要編集

中古車両(特に自動車)のこと。一般的には中古の乗用車かオートバイ(バイク)を指すことが多いのだが、貨物車バス重機農機にも中古車市場が形成されている。ここでは鉄道車両の中古車についても解説する。


日本での中古自動車事情編集

乗用車の中古車編集

個人・法人ユーザー(レンタカー含む)に使用された後、再度別のユーザーへ売却される(された)車両のこと。一部には、登録のみされて事実上未使用の状態で転売されるものもある(新古車)。これはノルマ達成(一定台数を売るとメーカーから販売店に報奨金が出る場合がある)などのために、販売店(ディーラー)が新車を自腹で買い取ってそのまま付き合いのある中古車ディーラーなどに横流しする場合があるためである。


日本では、かつては「10年10万km」が乗用車の寿命(走れなくなるわけではなく、買取価格がぼぼゼロになる目安)とされていたが、これよりはるかに低走行・低車齢で売却される車も多く、程度のよい中古車が多く出回っている。そのため海外に売られる中古車も多いのだが、中古車に紛れて盗難車の密輸出も増えてきたことから、税関のチェックも厳しくなった。もっとも、2000年代以降は日本でも長く使われる自動車が増える傾向にあり、日本の乗用車の平均車齢は1990年代には7〜8年程度だったが、2010年代には13年程度にまで伸びており、特に軽自動車は低年式車にも需要がある。


さらに、10年10万キロの目安を遥かにオーバーする過走行車でも、スポーツカーなどの趣味性の強い車種では中古車市場で高値が付きやすい。アメリカ合衆国(米国)は原則右ハンドル車の輸入を認めないが、新車登録から25年経過後の車両はクラシックカーとして輸入を認めており(これを俗に25年ルールという)、愛好家に珍重される旧車は25年経過後に米国に流出するものが増えている。実用車としては軽トラックが珍重される。新車だと輸入できないか走行速度の規制を受けるが、25年落ちにはこれらの規制が及ばない。英国では1990年代の日産のレトロデザイン車、フィガロラシーンがかなりの人気を集めており、残存数の中では結構な割合が輸出されている。


サモアでは日本、豪州ニュージーランドから中古車を仕入れやすいという理由で2009年に左通行・右ハンドルに切り替えたとされている(外務省海外安全情報)。

また右通行・左ハンドル国のロシアの極東地方では、地理的な関係から日本の中古車が多く出回っている。


ハイブリッドカー電気自動車の普及に伴い、それらの中古車も多数出回っている。が、購入後にすぐバッテリーの寿命が来て高額なバッテリー交換をせざるを得なくなる場合がある。ハイブリッドカーや電気自動車の中古車は、バッテリーがメーカー保証期間内であるかによって価格に雲泥の差がつく。電気自動車の場合は、バッテリーのメーカー保証が切れている車両の購入は基本的に避けたほうがよい。ハイブリッドカーの場合も、経年・走行距離・バッテリーの状態を確認し、長く乗りたい場合はバッテリー交換の費用を見込んでおいた方がいいだろう。


タクシーの中古車編集

10年10万キロどころか8年50万キロというハイペースで走行距離の積み上がるタクシー用車両でも中古車の取引は活発だ。大手が放出した車両は状態もよく中小タクシー会社が購入していく他、個人の自家用車として買われる事もある。


オートバイの中古車編集

四輪車と同様、個人ユーザー向けの中古車市場が形成されている。四輪車に比べ趣味性が強い乗り物であることから、年式の古い車種であっても程度がよければ高い値がつくことが多い。


日本の中古鉄道車両事情編集

JR大手私鉄は経年により陳腐化した鉄道車両を廃車した際に他社へ有償で譲渡する場合がある。中小私鉄では完全な新製車両は経済的に難しいため、戦前以来国鉄や大手私鉄から中古車両の譲渡を受けて自社向け仕様に改造の上使用するケースが一般的である。


東急電鉄

手頃さとステンレス車両の堅牢性、豊富な実績から買い手が伝統的に多い。車体がほぼ腐食しないステンレス車両の場合、最終的な使用年数が80年以上を予定しているものもある(東急初代7000系養老鉄道7700系)。

詳しくは東急中古車両センターの項目を参照。


京王電鉄

東急と同じような理由から、特に近年鉄道車両の中古業界を席巻中。


JR東日本

他JR各社への転売(国鉄時代なら転属だったが)を始め、最近は同社管内の中小私鉄・第三セクターにも販路を広げ始めている。…余談ながら、JR東海以外のJR各社はいずれも同社から何らかの車両譲渡を受けた経歴があったりする。


また中古の台車台枠などを再利用して、新造の車体(ボディ)を被せて改造する場合や、電装や台車だけ流用し、台枠から上は完全新造したもの(手続き上はこれも改造扱い)もある。複数社由来の車体や部品をニコイチ・サンコイチで組み合わせた車両もある。かつては電車の製造費用のうち、電気部品の価格の占める割合がかなり高かったため、中小私鉄のみならず大手私鉄でもこの手法を取り入れたものが多々あった(東武5000系小田急初代4000形西武昭和30年代の導入車両のほとんど・名鉄HL車および7300系など)。


関連タグ編集

中古 車両 新車 部品取り

東急中古車両センター

再利用 リサイクル 廃車回送 廃車 廃車体

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