右ハンドル
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みぎはんどる
自動車の進行方向に向かって右側にある運転席のこと。
右側にステアリングホイール(ハンドル)、運転席がある車両のこと。離合、右左折、追い越し、対向車の確認のしやすさなどから、左側通行の国では右ハンドル車が主流になる。日本も左側通行なので右ハンドル車が主流である。ただし、右ハンドルの日本車や英国車は後天的改造でどちらにも対応できる設計になっている車種が多い。
同じように左側通行の国であるイギリス連邦諸国、タイ、インドネシアなども右ハンドル車が主流である。左側通行の国については「通行」の記事を参照。
対になるのは左ハンドル。こちらは右側通行の国に多いが、右側通行の国であるアメリカ合衆国でも郵便配達用自動車では右ハンドルが主流である。これは郵便物を投函するのに右ハンドルの方が便利なため。他にもカナダと同様、クラシックカーを法定上容認する場合が有、現地での人気が高い。
右側通行の国でも近隣諸国から輸入された右ハンドル車が多数走っていることもあったり、(例・ロシア)輸入して登録後、走行が容認される国々も多いが、法律で右ハンドル車の登録を禁止しているところもある。そのような国では輸入した中古の日本車を左ハンドルに改造しないといけない。台湾などに日本から輸入された中古車は現地改造されるが、ベトナムのように改造すら禁止、外国登録の右ハンドル車の一時乗り入れも不可という規制の厳しい国もある。かつての欧州大陸諸国では、ドイツなど右ハンドル車の登録を規制している国が多かったが、2014年の欧州司法裁判所の裁定により、右側通行の国でも右ハンドル車を自由に購入し登録することができるようになった。
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