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プロフィール

所属第五寮
ギフトアンノウン
属性
デザイン大塚真一郎
CV久野美咲

概要

魔法学園都市「アシュラム」の生徒のひとりであるペンタグラムの少女。趣味は言葉を使った遊びで、紅茶はミルクを多く入れる派。繰り返し見る悪夢によって微笑みをなくしてしまっており、その内容はアシュラムが火に包まれ皆殺しにされるというもの。

一般のペンタグラムには天上さまより「ギフト」と呼ばれる能力が与えられるのだが、彼女にはその兆候が全く表れておらず「自分だけ何の役にも立たない」と時々落ち込んでいる。そんな自身を「わたしはどこか壊れている」と語っている。3章で蘇格蘭を訪れた際には至書塔のあるコミックの内容に影響され、「龍と会えたら願いを叶えてギフトをもらう」つもりだったと言っている。

彼女は至書塔の文献で語られている、最も古い家系で最も才能に恵まれた家系の「レメゲトン家」の末裔でもあり、彼女は末女に当たる。他にも三女であるパウリナという姉がおり、「姉様」と呼んでいる。

秘術は「アルス=ノヴァ」。

アニメ版ではよく「すんすん」と匂いを嗅ぐ仕草を見せており、アニメのサブタイトルの「すんっ!」の由来ともなっている(一応原作にもある仕草だが、アニメではかなり強調されている)。

アニメ版から本作品を知ったユーザーは彼女を主人公と認識している者が多いが、原作での主人公はこの人物でありアニメ版にも(一応)登場している。

関連タグ

咲うアルスノトリア

小アルベール アブラメリン(アルスノ) ピカトリクス メル(アルスノ)

レメゲトン:その中のアルス・ノウァは名前の由来となっている。

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  • 弊社のアルスノ世界は毎々応接不暇(二次創作)

    アルスノトリアが悪夢に苛まれる話

    人生初投稿···初投稿なのに文字数とページ配分が馬鹿··· 「咲うアルスノトリア」にハマって、その二次創作を永遠と考えている暇人作者による妄想詰め合わせセット···つまりは自己満です。 不意に更新されては勝手に続く代物。基本的に一話完結で作りたいと思っています。 今回は作者によって捏造された悪夢に苛まれ気に病むアルスノトリアと、純粋にアルスノトリアを助けるために奮闘する第五寮組と、かっこいいウィズさまを書きたくて出来たものです。 女の子可愛くてみんな大好きなのでいくらでも楽しくお話させたい。 作者≠ウィズさまのつもりで書いているので、いくらでもカッコよさと天然さを盛ります。 以下、細かい解説(のような何か)···ネタバレなので読了後にどうぞ↓ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 今回のアルスノトリアの悪夢は予知夢です。4日間は行き止まりの悪夢、5日目に行く先はアシュラムの悪夢、6日目は第五寮組が死ぬ悪夢を見てもらい、7日目に道を増やして現実にしました。7日目は日曜日の設定です。おやすみの日に怖い目に合わせてごめんね。 ハッピーエンドへの分岐点は「①第五寮組に相談する」「②①を満たしつつ、ウィズさまには相談しない」「③岐路に立った際に立ち止まる」です。 ①は、しないと6日目の悪夢が見られず、第五寮組はアルスノトリアの本当の心身の疲弊に気付けません。 ②は、逆に例のシーン(7ページ目)で相談してしまうと、最後の岐路でウィズさまと一緒に迷い、共に殺されることになります。ついでに言うと、①を満たさずに②を満たすと、岐路には誰も辿り着けません。 ③は、左に進むと6日目の悪夢の再来、まっすぐ進むと5日目の悪夢の再来、右に進むとウィズさまに会えますが、騎士に勝てる条件が「ウィズさまと第五寮組全員が揃っていること」なので、2人共殺されて終わります。なので、アルスノトリアは気に病んでましたが、ウィズさまが来るまで待機するのが正解です。 因みに、アルスノトリアとはぐれた時、ウィズさまと他第五寮組は一緒に左の道の出口にいて、第五寮組はウィズさまにアルスノトリアが見た悪夢の話をします。それを聞いて『ぼく一人で行く』と言いました。狭い道かつ騎士がいることが確定なので、離脱するだけなら狭い道を全員で行くよりも自分一人で行って広い道に戻った方がいいと判断したが故です···が、ぶっちゃけ無茶です。 アルスノトリアを慰める天然たらしウィズさまを書きたかっただけです。 上記の「①を満たさずに②を満たすと、岐路には誰も辿り着けません。」は、第五寮組がウィズさまに悪夢の話をするかしないかの分岐点です。①を満たさないままでは第五寮組は話をするかの判断が遅れ、ウィズさまは「みんなで探そう」と提案しますが、見つけるヒントがない···というかフラグが成立しないので、辿り着くのも遅れます。 8ページ後半は、はぐれる→ウィズさまが先に右の道の奥に行く→アルスノトリアが岐路につく→ウィズさまが怯えているアルスノトリアと、剣を振り下ろそうとしている騎士に気付く→庇うって流れです。 本編ウィズさまは前面に傷を増やす庇い方をしますが、今回はアルスノトリアをお姫様抱っこするので背中に傷を負ってもらいました。 一応、ウィズさまがアルスノトリアを抱えた後にまっすぐの道を選んでいたらバッドエンドでした。ウィズさまとアルスノトリア死亡or捕縛→第五寮組も死亡or捕縛→将来的にアシュラムに騎士が辿り着くので、5日目の悪夢の通りになったりします。まぁ全条件を満たしているので有り得ませんが。 6日目の悪夢、本来後ろにいたはずの騎士が正面にいたのは、アルスノトリアが騎士の影が見えないうちに曲がったからです。騎士からすれば前方にいたはずの異端が姿を消したので、周囲にも人を回して探索しようとした···というのがあの結果の原因です。でも、騎士の影が見えたあとに曲がったら第五寮組に会う前に斬られて終わるので、情報が不足して最終日に詰んでました。 9ページでアルスノトリアを包む「赤」は、ウィズさまが羽織っているえんじ色のコートのことです。アルスノトリアは一切怪我してません。 10ページの起床は、3ページの起床をなぞらえています。 10ページでウィズさまが言う「無茶なお願い」は、「アルスノトリアを一人で探しにいくこと」です。 以下、本編に入り切れなかった細かい小ネタや裏話↓ アルスノトリアを殺そうとした騎士はネームドキャラ(隊長)にしようとしたのですが、そうなると最後にみんな揃っても勝てないので騎士団員になりました。団員なら本編で何度も退けてきたから··· アルスノトリアのこの悪夢は、正夢になって解決したのでもう見ることはありませんが、少なくとも1週間、第五寮組の5人は一緒のベッドで手をつないで眠りました。仲良し! みんなが買ったものは作者に女子力がないので細かく想像できませんでした。女子力のあるお方、各々何を買ったのか自由に考えてみてください(丸投げ) ウィズさまが買った茶葉入りの缶の金の模様は、柊の木の枝に止まる鳥が描かれていたりします。リラックス効果に惹かれたのは本当ですが、模様を見て決めたのも実はあります。 倒れて目覚めた後のウィズさまは、傷が塞がる前に部屋に戻ろうとし、休養を命じられても授業の準備をしようとしたので、半ば監禁状態で5日間を過ごしていたりします。 多分代理はエンキリディオンさんかグラムエルトさん辺り···? 普通に抱き上げて走って、アルスノトリアに後ろから追いかけてくる騎士に攻撃してもらうか悩みましたが、ウィズさまとお話させたかったのでお姫様抱っこが選ばれました。 ウィズさまから貰った茶葉は、次回のお茶会で早速飲まれます。 カモミールティーを参考に少し描写しました。作者は紅茶が飲めないので羨ましい。 最後に ここまで読んでくれたあなたに、最上級の感謝を。
    13,251文字pixiv小説作品
  • 悲しみの仮面

    咲うアルスノトリアの二次創作小説です。 アニメOPを見てヨハンとアルスノトリアに萌えました。ゲームでは、まだ二人の接触はありませんが、自分で書いちゃえと思った大胆な私です。8章のネタバレが少しありますので、ご注意下さい。9章以降の話になりますが、ヨハトリへの愛が爆発して好き勝手に想像が膨らみました。捏造ありで、すみません。 少しでもヨハトリ好きな人の心に届いてくれたら幸いです。 過酷な運命に導かれ、今、少女と青年の信念がぶつかり合う。
  • 弊社のアルスノ世界は毎々応接不暇(二次創作)

    十月の宴とその縁に

    「咲うアルスノトリア」にハマって、その二次創作を延々と考えている暇人作者による妄想詰め合わせセットの4作目です。 前回の投稿から半年···煮詰めすぎた··· 今回はハロウィンの話を書きたくて、こちらの世界のハロウィンに合わせて作ってみました。暇人と名乗っておきながら多忙すぎてほぼ手をつけられてなかったので文章が更に稚拙に··· オチがこれでいいのかと今も落ち着きません。精進致します。 前回ウィズさまに苦労させたので平和な話を書こうとしたら微ホラーが後半生まれました。 モブのセリフが多い&方言使わせようと思って少し失敗しているので苦手だったら本当に申し訳ない。 以下、細かい裏話と裏設定···ネタバレ前提なので、読了後にどうぞ↓ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 創作モブお面売り「ルイ」さんは日本出身にしたくて色々追加しました。 が、作者が関西出身ではないので関西弁にも京都弁にもしてあげられなかった。謝罪。 話の中で言葉遊びをする軟派な男、という設定ですが作者に語彙がなかった。懺悔。 「細好男」は「細身でかっこいい男」という意味であると手持ちの辞典に書いてあったので入れたのですが、スマホで再度調べてもどこにも見つからない··· でも他に適した言葉が見つからなかったのでここで書かせて頂きました。 例の色男のことではありません。 女の子の名前は「レイ」です。かわいい。 中盤で「ルイ」さんがウィズさまを匿えたのはマジで偶然です。 紅茶色の髪の男性見つけた!引っ張ろ!→あ、やばい。思ったよりも強めに引っ張っちゃった。お医者さんとか呼んだ方がいいかな···(振り返る)→騎士いた→うわ怖ぁ···(固まる)→ウィズさまは横になってる&「ルイ」さんに隠れてウィズさまがほぼ見えない&変な狐のお面被ってる「ルイ」さんの方に視線が向く。 ···という流れです。多分「ルイ」さんが引っ張ったタイミングで曲がり角から出てきたとかでウィズさまがいたことすら気付けなかったんじゃないですかね。ウィズさまの幸運具合は本編でも発揮されてたので、今回もギリギリで回避して頂きました。 私事ではありますが、最近やっと書籍全巻購入&アニメを全話視聴することができまして、また解釈が広がりました。 本シリーズ3作目までで公式と情報が一致していないものが結構あると思います。今作から気を付けていきたいと思っています。 あ、私の最推しは狂犬です。8話での活躍を見た瞬間叫びました。いつの日か狂犬視点のものを書いてみたい。 でもこのシリーズは「弊社のアシュラム」の話なので単体で別タグつけるか騎士の話用のシリーズを作るか悩みどころ··· 追記 バグかなんかで無題になってたので編集しました···申し訳ない··· 最後に ここまで読んでくれたあなたに、最上級の感謝を。
  • 弊社のアルスノ世界は毎々応接不暇(二次創作)

    ウィズさまと扉

    「咲うアルスノトリア」にハマって、その二次創作を永遠と考えている暇人作者による妄想詰め合わせセット3作目でございます。 今回はウィズさまの話を書きたくて思考を巡らせた結果、季節外れのホラー話になりました。 書き上げた後にシジル「扉」の存在を思い出しました。あのシジルとは何の関係もありません。 作者はホラー苦手なのであまり怖く出来てません。 前回でアルスノトリアの自己肯定感を低く書く癖があると言いましたが、気付けばウィズさまの自己肯定感も低く書いてました。 以下、細かい解説(のような何か)···ネタバレ前提なので、読了後にどうぞ↓ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 今回の怪異は、初見殺しが3つあります。それを全て正しく回避しないとBADEND確定という鬼畜仕様です。 初見殺しポイントは「①扉を開けてはいけない」「②招いてはいけない」「③名前を呼んではいけない」です。 ①は言わずもがな。開けると食われます。逆に言うと、開けなければほぼ安全です。 ②がすごい鬼畜です。正確には追加で「扉を開く許可を与えてはならない」「扉を開ける事が出来ると悟らせてはならない」もあります。なので、『入っていいよ』や『鍵はあいてるよ』とかもNGで、1番やばいのが『どうぞ』でもアウトな事です。4ページで『そのまま入ってきてください』とウィズさまが口にしていたら、扉を開けて入ってこれました。 ③が1番気付きにくい初見殺しです。その人の事を考えているだけなら大丈夫ですが、名前を呼ぶとその人物の力を模倣します。相手が騎士の声を真似ていた時にウィズさまが『ぼくの部屋を突き止めたのなら、扉を蹴破るなり壊すなりして追い詰めた方が早い。』と考えていましたが、もしそれをそのまま馬鹿正直に言ってたら、②と複合して強化され、扉を壊してきてました。 ウィズさまはこの初見殺しを上手い具合に回避したりやらかしたりしてます。 ①は本人の性格的に多分アルスノトリアがいなければそのまま開けていた可能性が高いです。「もしかして手が塞がってるとかで開けられないのかな?」って開けに行く未来が見えます。ただ、「同じ音で扉を叩かれている」事に一応気付けているので、アルスノトリアがいなくてもギリギリ回避できた世界線もあった···かも? ②は上記の通り神回避してます。ヒントなしの鬼畜仕様ではありますが、違和感に気付けたおかげで絶対開けない&招かないので、一度回避出来れば大丈夫な初見殺しではありました。 ③は、アブラメリンの名を呼んでしまったので一応やらかしです。ですが騎士の名前を呼ばなかったのは英断です。あと、③だけは上記のように細かく説明させるか他の初見殺しと合わせるかしないといけないので、他の初見殺しより比較的殺意はない方···? 少し分かりにくい怪異の初見殺し③の特徴として、 名前を呼ばれる前:声だけを模倣 名前を呼ばれた後:力を模倣 ですが、どんなに強い力を模倣しても②を満たさない限り扉の解錠や破壊は出来ません(傷付けることは出来る)。 なので一応、騎士を模倣した時に③を満たしても「開けれること」と「壊せること」を口に出さなければセーフではあります。 ですがあくまでダメージを与えられないのは扉だけなので、仮に名前を呼んだ相手(本人)が精神攻撃や毒散布などの「標的に直接ダメージを与える」力を持っていた場合、それを模倣して使えます。やばいですね。 怪異の回避方法は、「扉を叩かれた段階で誰なのか問う事」で、 怪異の撃退方法は、「活性化状態で誰なのか問う事」です。 これが『存在を問われると狼狽し、「己」を問われると崩壊する』の意味です。 回避するのであれば、扉を叩く音が聞こえる→『誰ですか?』→音消える、で終わりなのですが、ウィズさまが『はい。』としか言ってないので戦いが長引きました。 "そこにいる事を教えてくれる&自分が誰か聞いてこない"ウィズさまは、怪異からはカモに見えたことでしょう。 怪異の活性化条件は「数回模倣させた後に矛盾を指摘する事」です。これは戦いが長引いたのでクリアしました。 ウィズさまの③のやらかしの結果、怪異はアブラメリンを模倣しましたが、アルスノトリアの呼び方に関してはウィズさまが『漠然とした何か』として違和感を覚えていたので、怪異にとっても漠然としすぎて修正できませんでした。無意識下の神回避です。 活性化状態になると恐怖を煽る事に全力を注ぎます。そんな状況で思考を働かせることはほぼ不可能です。なので部屋にウィズさま1人だった場合、撃退までに至れません。 ···撃退難易度が高い分、崩壊時の苦痛がすごいんだろうな、と。 活性化状態の弱点は、「同じ部屋にいる標的以外の者に音や声を認識されること」です。 限定的すぎて普段なら弱点にもなりませんが、アルスノトリアが寝ている状態で同じ部屋にいたのがあの怪異の運の尽きでした。 活性化状態の時の声もそうですが、特に最後の断末魔は耳と精神へのダメージがえげつないです。作者も書きながら神経削られました。(実際、この話を書いてる最中に似たような怪奇現象が起きたり···) 恐怖ほぼカンスト&怪異への混乱の中、咄嗟にアルスノトリアを庇った弊社のウィズさまはイケメン。 そもそも記憶が曖昧なウィズさまが「自分が何者か」と悩んだため、怪異は嬉々として現れました。 現れた際は時間の流れが少しおかしくなります。ウィズさまが倒れた時には丑三つ時くらいまでいってました。アルスノトリアが目覚めた理由も、長時間経過したことが原因です。 第五寮組が心配しながらも迎えに来なかった理由は、「アルスノトリアが自分で頑張ろうとしていたのをみんな知っていたから」というのと、「ウィズさまの部屋に向かうアルスノトリアを見ていた」というのが主です。 ただ、裏の理由として、怪異が標的に接触出来る条件が「一度扉を挟む」事なので···"邪魔が入らないように"、所謂認識阻害に近い能力を使って助けを呼べないようにしてました。怖いですね。 この後の展開としては、 ウィズさまはとりあえず扉直るまで保健塔にいます。 部屋に戻れた後もアルスノトリアと第五寮組が心配して通います。 ウィズさまは当初の通りアルスノトリアにお礼と謝罪を言いますが、その時にまたアルスノトリアは顔を覆います。耳が赤いです。 最終ページの1番下の文は、怪異となった青年に刻まれていた言葉です。 作者が守人の説明文風に書きたかったから書きました。 あの言葉の1番近くにいながら、彼は正解から1番遠い解釈をした···という皮肉。 最後に ここまで読んでくれたあなたに、最上級の感謝を
  • 弊社のアルスノ世界は毎々応接不暇(二次創作)

    想いを加えて 感謝を型抜いて

    「咲うアルスノトリア」にハマって、その二次創作を永遠と考えている暇人作者の妄想詰め合わせセット、早くも2作目です。 今回はアルスノトリアが頑張る話を書きたくて、丁度バレンタインなのでそれを絡めてみたら出来たものです。 前回と違って平和な甘い話にしようと思ったら展開の遅い少女漫画みたいになりました。 でもウィズさまとアルスノトリアは互いに恋愛感情ないです。 アルスノトリアの自己肯定感をめちゃくちゃ低く書いてしまう癖があると気付きました。多分治りません。 パウリナさんが後半にちょこっと出てきます。 以下、細かい解説(のようななにか)···ネタバレ前提なので、読了後にどうぞ↓ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 今回は、アルスノトリアがウィズさまのために頑張るのが主な話です。 この話のためにクッキーの作り方調べました。手作りクッキーの賞味期限は3日~1週間らしいのでセーフ。 丁度2日前が日曜日なので話に組み込みました。 ウィズさまは、調べ物の息抜きと、関係のない本からも何かヒントが得られるかも、という考えであの本を読んでました。 海外のバレンタインは男女関係なしに贈り合うらしいので、ウィズさまも全員分用意しました。 プレップクラスの子に囲まれていたのは、その子たちにお菓子を配ったからです。 ロウアークラスの子にも好きなもの聞いてプレゼントしてます。 アッパークラスの子にも同様です。食べ物がダメなら実用性のありそうなものを渡してます。 実はアルスノトリアにも確認しようとしていましたが、ちょうどその時にアルスノトリアは至書塔に行ったり、クッキー作りに行ったりと、実は互いにすれ違いが起きていたりしてます。 辻褄を合わせるなら、アルスノトリアが至書塔に行ったタイミングでウィズさまがお菓子作りして、アルスノトリアが作っているタイミングでウィズさまは購買塔に行って買い物してます。 アルスノトリアがつい隠れてしまったのは、単純に自信の無さからだと思います。 仮にきれいにラッピングされてなくても、多分同じことにはなりましたが、自分と同じ手作りクッキー、更に言えばきれいにラッピングされたクッキーを見てしまったからこそ、自分の手作りクッキーがちっぽけなものに見えてしまったのではないかな、と。 見れば見るほど展開が少女漫画なのですが、別にどっちも恋してません。 アルスノトリア→ウィズさまへの感情は「憧憬」が近いと思っています。 弊社のウィズさまは恋愛を知っているのかさえ不明ですね。大切に思う気持ちはあるのですが。 でも傍から見たら「なんでこいつら付き合ってないの」っていう組み合わせになってきたな··· 話の都合上省いてますが、アルスノトリアは第五寮組にもちゃんと渡してます。 手伝いはしてませんが、相談はされているので、仮に渡せなかったら夜にみんなでウィズさまの部屋に直行したことでしょう。 ウィズさまがスパダリみたいになってきている···天然とカッコよさを盛るとスパダリになるのか··· そもそも相手の好きなもの覚えてそれを作るというイケメンムーブかましているので今更かもしれない。 「···これ、受け取ってくれる?」は自分で書いててこいつ指輪でも渡すのかな、と思いました。 後日手紙を渡したのは、実際に伝えたらアルスノトリアが照れてしまっていて、でもちゃんと全部伝えたい、という思いからです。 互いに感謝し合っているので、お礼言い合ったら終わりません。バカップルかな? 紅茶はアッパークラスの子から貰ったものと想定。「誰かに呼ばれて」た時に多分お返しに貰ったものです。多分くれたのはヴェラムさん辺り。 パウリナさんを出したのは純粋に作者が好きだからです。 弊社のパウリナさん、手持ちのウォールダー内で実力トップです。彼女のおかげで沢山のボスを倒せました。騎士戦では本当にお世話になりました。悠木碧さん大好き。 以下、おまけ小話↓ 書に囲まれた静かな空間。 新たな書架を求め歩いていると、声が響いた。 「パウリナ!」 振り返ると、ウィズさまが息を切らしながら走って来ていた。 額に汗が見える。この広い至書塔で、ずっとわたしを探していたのだろう。 「···昨日は、ありがとう。」 昨日、というと···思い当たるのは、アルスノトリアの代わりにクッキーを渡したことか。 「わたしは気まぐれに手伝っただけさー。お礼を言われる筋合いはないよー」 そう言って帰ろうとすると、着ぐるみの手を掴まれた。 「ううん。君のおかげだよ。」 曖昧な言葉を口にし、ウィズさまは微笑む。 その澄んだ瞳には、優しさが浮かんでいる。 「1日遅れになっちゃったけれど、パウリナにも、これ。」 ウィズさまの手には栞があった。 色とりどりの花が押し花にされてある。 全て、今の季節に咲いているものだ。何日前から準備していたのか。 「パウリナは、本をよく読んでいるから、食べ物よりもこっちがいいかなって···」 渡しておきながら自信をなくすのは、アルスノトリアに似ている。 いや、アルスノトリアが影響されているのか。 元々優しい性格ではあったけれど、ウィズさまが来てから、また加速していったような気がする。 ···そして、ウィズさまのおかげで、あの子はまた笑えるようになった。 「お礼を言うのはこっちの方だというに···」 「え?」 「いいや。なんでもないよー」 首を傾げるウィズさまを横目に、栞を受け取った。 「大切に使わせてもらうよー。ありがとねーウィズさまー」 分かりやすく喜んでいるのを見ると、こちらも照れくさくなっていく。 なるほど、これもまたウィズさまの力なのだろう。 「わたしは読書に戻るよー」 「うん。ありがとうパウリナ。」 そのまま分かれて隠し部屋に戻る。 「···まったく、どこまで似た者同士なのかね。」 机に置いてある本の陰から、沢山の花が描かれた栞が覗いていた。 最後に ここまで読んでくれたあなたに、最上級の感謝を。
  • 春の心は

    Twitterにて2023年3月12日に投稿したSSを一部修正しました。 『咲う アルスノトリア』サービス終了に合わせて書いたものです。

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