※魔法少女まどか☆マギカ10話のネタバレを含みます。ご注意ください。
心臓の病気で入院していた自分が退院してできた、唯一の友達。
自分を助けてくれた少女。
ワルプルギスの夜から世界を守るため命を落とした少女を救うため魔法少女となった彼女。
時間を戻し、少女と共に戦うことを決めた。
しかし、彼女を待っていたのは絶望の果てに誕生した最悪の魔女。
時間を戻し、キュゥべえの企みを伝えた。
しかし、彼女を待っていたのは仲間の同志討ち、そして繰り返された少女の悲劇。
だがそれでも、彼女は何度でも繰り返す……
少女が最期に望んだ願いを叶えるために……交わした約束を守るために……
誰も未来を信じない
誰も未来を受け止められない
だったら、私は………
もう誰にも頼らない
誰に分かってもらう必要はない
もうまどかには戦わせない
繰り返す、私は何度でも繰り返す。
同じ時間を何度も巡り、たった一つの出口を探る。
貴方を、絶望の運命から救い出す道を……。
概要
第10話においてまどかに「キュゥべえに騙される前のバカなわたしを助けてあげてくれないかな」といわれ、
自分を助けてくれた恩人まどかの為に時間を遡らせながらまどかを助けようと考えるほむら。
そんなほむらはとある時間軸でキュゥべえの正体を伝えるが誰にも信じて貰えず
挙げ句の果てには同志討ちを引き起こしてしまう。
そして再び時間を戻した時にほむらが誓った言葉である。
詳細は本項に上述されている通り。
ほむらが自分の弱かった過去と訣別し、例え孤独に苛まれようとも
ただ唯一の、まどかという親友を助ける、約束を果たす、そんな決意が込められている言葉。
実際ほむらはこのセリフ以後は基本的に誰かと一緒に行動する、という事を避けており
第5話でもさやかと喧嘩しないで欲しい、というまどかの願いも拒否している。
唯一共同戦線を張ろうとした相手としては佐倉杏子がいるが、
これについては自分一人ではおそらく勝てないであろう
ワルプルギスの夜を倒すべく仕方なく、という建前である。
が、街を出ていき見滝原の街を任せるという発言より
(ほむら自身は砂が落ち切ってしまえば時間停止が使えなくなり、まどかを守り続けることは困難になると思われる)
本項の発言以降、杏子には一定の信頼を置くこととなるループがあると思われる。
なので本編時点でも胸に誓っている言葉なのかというと怪しいところもある。
さらに叛逆の物語では、この誓いから脱却し、真の意味での成長を遂げる事になる。
この第10話はそれまでのほむらの行動の真意が全て明らかになる回である。
またこの第10話で登場した「メガネを掛けている」ほむらをメガほむと呼ぶ。
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各話リスト
第1話 | 夢の中で逢った、ような…… |
---|---|
第2話 | それはとっても嬉しいなって |
第3話 | もう何も恐くない |
第4話 | 奇跡も、魔法も、あるんだよ |
第5話 | 後悔なんて、あるわけない |
第6話 | こんなの絶対おかしいよ |
第7話 | 本当の気持ちと向き合えますか? |
第8話 | あたしって、ほんとバカ |
第9話 | そんなの、あたしが許さない |
第10話 | もう誰にも頼らない |
第11話 | 最後に残った道しるべ |
最終話 | わたしの、最高の友達 |