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概要編集

選手などの許せないような行動態度に対し、観客聴衆不平不満の意を込めて行うことのある行為。

で「ブー」と発するものであり、しばしば親指にする「サムズダウン」の所作を伴う。

非難の意味を込めた「野次」の一種である。


但し、プロレス悪役レスラーアウェー(ビジター)チームなどに対しては賛美として為されることがある。


一般的に*編集

基本的に、観客が選手に対して行う最大限の意思表示である(そこら辺がわかってない馬鹿が暴徒となったりSNSでの選手叩きを行う)。


選手としては自分のやることなすことに何百人、下手すりゃ何千人もの人間から反感を買われているとわかるわけで、それだけでもメンタルを削がれる行為であることは想像に難くない。


応援しているチームの対戦相手(特に国同士の戦い)など、白熱することもあるが、あくまでもスポーツの戦いであり、心無い侮辱はしないように心掛けないといけない。対戦相手のファンから攻撃されたり、最悪の場合殺されたりする場合もある。


野次にはあくまで品性を以ってという選手からのコメントもあるため、白熱しすぎないようにしよう。


そして何より、相手を批判する力があるなら、自チームの応援に力を割こう。

ブーイングが脅威になるということは、逆を返せば声援は最高の手助けになるのだ。


プロレスでは*編集

プロレスでは一転、上記のようにヒールに対しての最大の賛辞となる。


通常のプロレス試合の場合編集

プロレスは基本的に


・ベビーフェイス(ルチャではテクニコって言われたりする)という名の善玉

・ヒールと呼ばれる(こちらはルチャではルードと呼ばれる)悪玉


が対戦する(勿論、ベビー同士が戦ったり、ヒール同士が戦うこともある)。どちらに対しても声援が来るとレスラーは「どっちの行動で盛り上がってるんだ?」となってしまうのである。


また、ヒールは審判に見えないように凶器で攻撃する、仲間を連れてきて大勢で攻撃する等、所謂「嫌われることのプロ」である。早い話が嫌われてナンボであり、そこに観客が声援を送ってしまうと、ヒール側も困ってしまうのだ。


最近では編集


とはいえ、nWo鈴木軍等、ヒールが魅力的過ぎて声援を送られるパターンもあるし、逆にベビーフェイスなのに観客から大ブーイングを受けるパターンもある。なんだったら現在の絶対的王者であるオカダ・カズチカでさえ、ビッグマッチで膝攻めを敢行した時には結構なブーイングを食らった(IWGPの統一王座戦かつ、相手が当時人気絶頂だった飯伏幸太だったことも大きい)。


ヒールを担っていたチームが人気が出すぎてヒールっぽくなくなった(CHAOSとか)故か、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンからEVILが離脱。バレットクラブの内部組織であるハウスオブトーチャーとして「徹底的に嫌われるヒール」を担っている(最近ではメンバーに強いレスラーがいないせいか、タイムボカンの悪役みたいな感じになってしまっているが)。


総括すると編集

コロナ禍が明けて、マスク越しに声援を送ることができるようになった現在、ヒールレスラーに対しては全力で「Voooo!!!!」と言ってやろう!勿論、公序良俗に反しない範囲でのヤジも大歓迎だ!!

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