概要
元々はギリシャ神話の原初神。「大口を開けた」「空(から)の空間」とも。オルフェウスによれば、このカオスは有限なる存在全てを超越する無限を象徴しているという。
ファンタジーなどで「カオス」という名前を見かける場合は、概ねこれを基にしている。
カオスより生まれたものは、エレボス(幽冥)と暗きニュクス(夜)である。更に、ニュクスよりアイテール(高天の気)とヘーメレー/ヘーメラー(昼光)、「死」のタナトスと「眠り」のヒュプノスの兄弟が生まれた。
ヘシオドスの『神統記』に従うと、カオスの生成に続いてガイア(大地)が生まれ、次に暗冥の地下の奥底であるタルタロスが生まれた。
曖昧さ回避
- CHAOS(ケイオス)… 新日本プロレスのユニットのひとつ。