おれは人間をやめるぞ!
おれはにんげんをやめるぞ
ディオ「ジョジョ……人間ってのは能力に限界があるなぁ……おれが短い人生で学んだことは……人間は策を弄すれば弄するほど予期せぬ事態で策がくずれさるってことだ!……人間を超えるものにならねばな……」
ジョナサン「なんのことだ?なにを言っているッ!」
ディオ「おれは人間をやめるぞ!ジョジョーーッ!!」
「おれは人間を超越するッ!ジョジョ、おまえの血でだァーッ!!」
漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第1部(ファントムブラッド)のディオが、人間を吸血鬼化する石仮面を被る際に放った台詞。
もともとは拷問器具である(と思われていた)石仮面を用いて、館主であるジョースター卿の殺害を企てていたはずのディオであったが、息子であるジョジョに暗殺計画を見破られた際、自身に対して使用する暴挙に及んだ。
結果的に石仮面の呪いが発動、吸血鬼として蘇り、人間を超える力を手にしたのであった。
「人間をやめる」とは言い換えれば人類の敵対者になってしまうということでもあり、ディオを初めとしたこの手の行為に至った者達の強い狂気と覚悟を思わせる。インパクトの大きい台詞の多い「ジョジョ」の中でも割と知名度の高いものの1つ。
台詞(まとめ有り) ジョジョの奇妙な冒険 ディオ・ブランドー
早く人間になりたい:対義語
シド/仮面ライダーシグルド:死ぬ前に同じようなことを叫んでいたため話題になった。しかしこちらは人間をやめる力を手に入れるどころか、それを手にしている者(の忠告を聞かずに無理矢理手に入れようとしたためその者の下した裁き)により生きることをやめる羽目になってしまった。
ティトゥス:強さを求めて人間を捨てた悪役であるが、敗北した際には「人間である事に耐えられなかった自分は負けるべくして負けた(意訳)」と自身の過ちを悟りながら退場した。
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