概要
子を授からなかった北斗神拳先代伝承者・リュウケンが、己の弟子として集めた伝承者候補たち。長兄・ラオウ、次兄・トキ、三男・ジャギ、末弟・ケンシロウの四人を総称して「北斗四兄弟」と呼ばれる。
(四兄弟それぞれの詳細なプロフィールは各項目参照。)
ラオウとトキだけが血の繋がっている実の兄弟で、その他は義理の兄弟である。
また、ラオウ、トキ、ケンシロウの三人は北斗宗家の血統を継いでいる。
ケンシロウは北斗宗家の本家で北斗神拳開祖・シュケンの子孫で、ラオウとトキは分家・リュウオウの子孫である。
四人兄弟だが、何らかの理由でうち一人(ほとんどの場合ジャギ)が無視されて「北斗三兄弟」とされる場合もある。
(実際に原作で使われているのは三兄弟の呼称である。)
なお、ケンシロウにはヒョウという実兄が、ラオウとトキにはカイオウという実兄とサヤカという実妹がそれぞれいるが、四兄弟はあくまで「リュウケンの弟子」というカテゴライズなので、この三人は含まれない。
全員集合について
実は、原作においてこの四人が集合するシチュエーションは存在しない。
ケンシロウが伝承者に選ばれた時、ジャギが二人の兄に問答し、直後、ケンシロウに伝承者を辞退するように詰め寄るというニアミスはあったが、実際に四人全員が顔を揃えたことはない。
TVアニメ
アニメオリジナルの回想シーンで、四人が一緒に修行をしている場面などがある。
新劇場版シリーズ
ユリア伝冒頭の回想シーンで、おなじく四人一緒に組み手をしているシーンがある。
四兄弟の修行時代を描いたストーリーであるため、四人が勢ぞろいしている場面が複数回ある。
リュウケン外伝
ジャギ外伝と同じく修行の様子の他に、四兄弟の食事シーンも存在する。
(ジャギ外伝のコミックスに収録)
幻闘編の各ストーリーにて、北斗と南斗の全面戦争の際に勢ぞろいするが夢オチであった。
尚、サウザーはジャギの存在そのものを知らなかった模様。
真・北斗無双
おなじく幻闘編にて、サウザーに北斗南斗の合同試合を挑まれたり、伝承者決定のためにリュウケンに総当り戦を命じられたりする際に集合している様子が見られる。
北斗無双のように、北斗と南斗の全面戦争が起こり四兄弟全員勢ぞろい…5人いないかっ!?
この他修行時代を描いた場面で四人が集合している場面も。
こちらでは北斗無双と異なりサウザーからもマークされ、ちゃんと四兄弟として扱われている。
互いの呼称
弟の事は普通に呼び捨てである。
兄の事は呼び捨て、もしくは「兄さん」(byトキ、ケンシロウ)か、「兄者」(byジャギ、)とシーンによって呼び方が変化する。「○○兄者」という言い方は、原作では存在しない。ケンシロウは「トキ兄さん」と呼んでいる時がある
(余談ではあるが、ラオウは上述のカイオウの事を「兄者」と呼んでいた)