CV:櫻井孝宏
概要
元人類軍長官で現在は教官。自称「人類最強のカードバトラー」。
暇があれば常に筋トレをしており、無造作に投げつけたダンベルが壁にめり込んだり、パンチが壁にめり込む程の腕力を誇る。
教官としてカードバトラー達を育て上げ、鍛え上げたカードバトラー部隊「センチュリオン」を率いり、「気合のセンチュリオン号」を旗艦とする。
人物
非常に暑苦しく男前な性格で、戦いの中で苦悩する馬神弾をスパルタ式で叱咤し、励ました。
信じがたいが前作「少年激覇ダン」のライバル・百瀬勇貴の生まれ変わりでもある。
バトルフォームは汎用のものにキズが入っているものを使用する。
人類軍長官時代はヘッドギアをはじめ、ボクシングのスパークリング用のようなバトルフォームを身につけていた。
前作にて、カザンは「あなたによく似た、自分の部隊の隊長」から預かったカードとして「翼神機グラン・ウォーデン」を百瀬勇貴に託していた。おそらくはゾルダーのことと思われるが、ゾルダーの性格は「熱血で暑苦しく声が大きい」と勇貴と真逆。
転生を通して人格がこれほど変わった理由は不明だが、ゾルダーはかつてのダンのことを「理想のバトルをする男」と評しており、勇貴がダンと関わったことで彼の性格に影響を受けた可能性があるかもしれない。
来歴
かつて人類軍長官として最前線に立ち、カードバトルで連戦連勝を収め続けた。
しかし、台頭する魔族の勢いを抑えることは彼一人では難しくなっていき、「俺が百人いればなあ」と思った彼は「いないのならば育てればいい」と、長官をやめて教官となりカードバトラーを育てる道を選ぶ。
自分がいない間の人類軍の前線を支えるため、部下のカザンに頼んで馬神弾を未来に呼び寄せた。
ダンを選んだ理由は、かつて自分の妙にリアルな夢の中に「ある少年が自分の理想のバトルをする姿」が何度も出てきて、それを調査したところ、その少年が異界王と戦っていた頃のダンだと知り、彼に期待したためである。
この際、デッキ内容や夢のことから紫乃宮まゐ達から百瀬勇貴の生まれ変わりだと驚かれるが、当人にはその自覚はあまりなかった様子。
ダンが自分の勝利が原因で、敗北した異界魔族が迫害を受けたことに悩んだ際にダンの前に初めて姿を現し、彼を叱咤して覚悟を新たにさせた。
その後、女王と話し合うことを望むバローネを魔族の大陸オクトに送るため、育て上げた新たなカードバトラー部隊「センチュリオン」と共に「気合のセンチュリオン号」でバローネと行動を共にした。
それが終わった後、バローネの部下フローラ・パフュームと出会うが、ゾルダーの乱雑さが原因でフローラと喧嘩となってしまう。偶然にも同系統デッキでバトルする二人だったが、戦術が上をいくゾルダーが勝利した。
二人はその場では前世が愛し合った百瀬華実と百瀬勇貴だと気づくことはなかったが、バトル後に打ち解け、フローラはゾルダーを「兄様(あにさま)」と呼ぶようになる。
フローラは人類と魔族の未来の懸け橋としてゾルダーと行動を共にし続け、神々の砲台の「オペレーション・ゾディアック」直前には二人とも前世の記憶を完全に思い出したようで、バローネからは再会を祝福されていた。
使用デッキ
センチュリオンデッキと百瀬勇貴のものに酷似した白・緑デッキ。