cv.平田真菜
概要
本作の主人公。
自分流にブレンドした、さまざまな味のふりかけご飯とバトスピが大好きな中学1年生(後に中学2年生)。
バトスピのフレーバーテキストを読み聞かせて育った他、スピリットに会いたいという彼の願いがバトルフィールド開発のきっかけになったという本作の歴史に多大な影響を与えたスゴい主人公でもある。
垂れ下がった3本のアホ毛と赤いハチマキが特徴的でテガマルからは「ハチマキ」と呼ばれる。
テンションが高く明るい性格であるが、目上の相手にはきちんと敬語を使うなど礼儀正しい一面も持つ。「アゲてくぜ!」が口癖。カレーにはたまごふりかけをかける派。赤メインの「雄将」「戦竜」デッキを使用(一部白も含む)。
バトルフィールドでのテストバトルから半年後、両親がバトルフィールドシステムのさらなる研究のためにドイツへ旅立つ事を契機に巽家に居候し(5話の時点で13歳)、庭先に自室としてテントを張り、そこで寝泊りしている。3話で門出中学に転入するが、その時点で「バトルフィールドで初勝利を上げた伝説のカードバトラー」となっていた。
3話でテガマルに完敗を喫して以降、テガマルをライバルとして常に意識し、彼に勝つことをバトスピ人生の目標のひとつにしている。
『バトスピチャンピオンシップ』の決勝では敗北しており、公式戦では勝利する事は出来なかったものの、後日持ち掛けたバトルで切り札である『絶対なる幻龍神アマテラス・ドラゴン』の弱点を付いて見事にリベンジを果たした。
1話にてアフローヌのアドバイスを受け、彼とのバトル後にバトスピタワーで引き当てた「英雄龍ロード・ドラゴン」をキースピリットとしてデッキを組み始める(本来はスターターデッキ「陽昇ハジメデッキ バーストヒーローズ」で手に入るが、アニメ描写の再現のため「覇王編 第1弾:英雄龍の伝説」にも収録されている)。チャンピオンシップ国内本戦開始直前、新たにキースピリット「爆炎の覇王ロード・ドラゴン・バゼル」を入手。世界大会開始前には、新たなキースピリット「爆氷の覇王ロード・ドラゴン・グレイザー」と「超覇王ロード・ドラゴン・セイバー」を入手しデッキを再構築した。
キーカード
英雄龍ロード・ドラゴン
「真っ赤な覇王(ヒーロー)、爆裂召喚!現れよ!英雄龍ロード・ドラゴン!」
彼を代表するマスターレアのスピリットで、桃太郎がモチーフ。なので召喚時には
ライフが減少すれば立ち所にバースト召喚され、発動したバーストがコスト5以下であれば、BP9000以下のスピリットを破壊できる効果を持っている。
お供は桃太郎に対応したワン・ケンゴー、ドス・モンキ、キジ・トリア。
バトスピの顔であるジークの系譜を脱却した初めての相棒でもあり、フレーバーテキストでは覇王マナカの師匠にして親友という設定で、キンタローグもまた親友とされる。
例によって派生スピリットがとてつもなく多いが、ここでは割愛させていただく。
海皇龍シーマ・クリーク
フレーバーテキストではロードの攻撃を防いだ頑強なカメ型のスピリットとして登場するが、アニメでは出番が全く無い。
ちなみにモチーフは浦島太郎(「Creek」が「浦」を意味し、名前を組み替えると浦島になる)。
皇牙獣キンタローグ・ベアー
「でっかい覇王、豪快召喚! 皇牙獣キンタローグ・ベアー!」
ライバルのテガマルも使っていたキースピリット。元ネタはもちろん金太郎。
召喚時は前掛けを着たハジメが熊に乗る演出が取られている。
一時期はテガマルとデッキが入れ替わった際にはロードとの勝手の違いに困惑していたが、正式入手後はバーストをメインに使用されていく。
バースト効果、召喚時、アタック時に敵スピリットを破壊していく赤属性らしい効果を持つ。特にアタック時効果は系統:「皇獣」を持つスピリットのBP以下のスピリットを破壊するという強力な効果である。
爆炎の覇王ロード・ドラゴン・バゼル
「爆裂!爆勝ち!爆炎の覇王ロード・ドラゴン・バゼル!驀進(ばくしん)召喚!」
ロードの強化版であるXレア。召喚時には炎の嵐から出現する。
バーストによって最大限の力を発揮できるスピリットであり、アタック時に「【相手の『このスピリット/ブレイヴの召喚時』発揮後】」が条件のバーストを楽々発動でき、自己回復も行う優秀なスピリットである。
名前の由来は「爆ぜる」から。ちなみに闇落ち版の『黒炎の覇王ダーク・ドラゴン・バゼル』も存在し、フレーバーテキストが桃太郎侍のパロディになっている。
なお、画像左がバゼルで右が後述するグレイザーである。
爆氷の覇王ロード・ドラゴン・グレイザー
「いくぜ!純白のヒーロー!猛烈爆進!爆氷の覇王ロード・ドラゴン・グレイザー召喚!」
バゼルの双子の弟とされる白属性のスピリットで、召喚の際には氷山の中から登場。
白のスピリットがいる場合に限り、ライフ減少時にバースト召喚できる。
重装甲:∞というあらゆる属性の効果を受け付けない強力な効果を持つ守りの要であり、チャンピオンシップ決勝戦での敗因もグレイザーがフィールドにいなかった所によるものが大きい。
実際、リベンジの際にはこの効果がアマテラスを破るきっかけとなっている。
超覇王ロード・ドラゴン・セイバー
「真っ赤な炎に白い牙!覇王を超えろ、俺の夢!超覇王ロード・ドラゴン・セイバー!大・大・大召喚!」
系統:「覇皇」の持つコアをボイド送りにしてノーコストで転召するバースト転召を持つスピリット。召喚時に自陣からコアを回収してライフを回復する効果やライフのコア1つをセイバーに移動させてスピリットたちのBPをアップさせる効果、バゼルと同じバースト発動による回復効果を併せ持っており、ダブルシンボルで相手を蹂躙する戦術を得意とする。
フレーバーテキストではバゼルとグレイザーが合体したという設定である。