CV:福山潤
概要
どんな低コストのスピリットでも最強に変貌させてしまう「神の手」を持つとされ、
ライフのダメージを受けても仰け反らないことから「仁王立ちのテガマル」の異名を持つ。
普段はクールだが、スピリットへの愛を声高に叫ぶなど根は熱い性格。
仁霧コブシ、日下チヒロと合わせて「テガマル組」と呼ばれており、強い絆で結ばれている。
陽昇ハジメのことは「ハチマキ」と呼ぶ。
牛乳が大好物で、劇中のほとんどで持ち歩いている(6話ではフライドチクワだったが)。
その日の状態で味が違うものを選んでおり、特にフルーツ牛乳は特別な日にしか飲まない。
彼の先祖は式神を操る特殊な力を持つ武将であったが、周辺の武将からその余りある強さを恐れられ、歴史の闇に葬られた過去を持つ。そのため、バトスピ覇王チャンピオンシップを制し、棚志家の名を再び世界にとどろかせるために優勝を目指している。
チャンピオンシップ全国大会で連戦連勝を重ね、赤ブロック代表、そして日本代表の一人に選ばれる。
その後、世界大会に向けてかつて棚志家に伝わっていた秘宝「絶対なる幻龍神アマテラス・ドラゴン」を入手し、世界大会に臨む。
しかし、アマテラス入手後は次第にアマテラスの強さに溺れるようになり、スピリットへの愛や仲間との友情も捨てた非情な性格へと変貌していく。
バトスピアニメシリーズ初の白以外をメインにするライバル。
「覇王」の数少ないシリアス要素を担うキャラであり、本作のもう一人の主人公とも言える。
使用デッキ
皇獣中心の赤デッキを使用。キースピリットは「皇牙獣キンタローグ・ベアー」「刀の覇王ムサシード・アシュライガー」。
アマテラスを手に入れてからはひたすらにドローソースを詰め込み、アマテラスを手札に加え召喚する事のみに固執したデッキ構築となっていた。
中の人
演じている福山潤氏は後年の作品でもソードアイズのハガクレ・シドーや最強銀河究極ゼロのソルトを演じており、「ゼロ」のDVDボックスの特典ドラマCDでは氏が演じた3人が一堂に会するというネタもあった。
また、福山氏自身もバトスピユーザーであり、公式イベントで「絶対なる幻龍神アマテラス・ドラゴン」を使用したこともある。ちなみにアマテラスは氏が持っている物も含めて世界に4枚しか存在せず、うち2枚は大会優勝者のトロフィーに埋め込まれているため実質使用不可能というレア中のレアカードである(残り1枚は諏訪部順一氏が所有)。
これに則り、時統べる「幻龍神アマテラス」や「天照龍神グラン・テラス」、「赤の起源龍アマテラス」など分霊やリメイクされたスピリットのみ一般のカードバトラーは入手でき、同じくラスボスであったガイ・アスラシリーズと並んでアマテラスはバトスピ界の強さの象徴としてファンの記憶に刻み込まれた。そして時は流れ、転醒編第4弾では一部のデザインこそ異なるが、効果を完全に再現した本物がXXレアとして商品化される事が決定した。
ちなみに、彼の先祖が仕えていた織田信長の声を諏訪部順一が演じているが、烈火魂でも織田信長をモチーフにしたキャラクターを演じている。