概要
ミラクルバトルカードダスとはかって2009年から2014年にかけてバンダイから発売されていたトレーディングカードゲームである。略称はミラバト。2023年3月24日に約9年振りに類似のトレーディングカードゲームユニオンアリーナが発売された。ミラバトとは違い、ジャンプ作品以外の作品も数多く参戦している。発売第1弾はミラバトにも参戦していたHUNTER×HUNTERだった。後に7月28日に銀魂が参戦し、9月29日にBLEACHが参戦し、2024年2月23日にトリコが参戦した。NARUTOと黒子のバスケがまだユニオンアリーナに参戦が決定していない。(ワンピースとドラゴンボールは個別でトレーディングカードゲームが発売されているため除外)
参戦作品
ドラゴンボール・・・発売当時はドラゴンボール改として発売されていた。
ワンピース・・・ドレスローザ編まで発売された。
トリコ・・・2011年3月より参戦。サンサングラミー編まで発売された後に、ワンピースとのコラボパック、Jヒーローブースター1弾から3弾にてグルメカジノ編からクッキングフェス編まで収録された。
HUNTER×HUNTER・・・2012年3月より参戦。
NARUTO疾風伝・・・2012年4月より参戦。
BLEACH銀魂・・・共に2013年12月Jヒーローブースター1弾より参戦。銀魂は作品単体で1弾出ているが、BLEACHは1弾も出ていない…
黒子のバスケ・・・2014年6月より参戦。銀魂と同じく1弾しか出ていない…
カード
カードの色
色は赤、紫、緑、白、青、黒の6種類。赤は攻撃・ドロー、緑は回復型・バランス、白はブロック型・ロックで、紫は破壊型となっている。
特徴はそれぞれにあり、赤は突撃、緑は連携、白は意地、紫は犠牲、青は布石、一部のカードにはタッグというものもある。黒は一部のパックしか入っておらず、現在でまだ全23種類しかない。超Ωという特徴もあり、ミラクル効果をもつカードに強力な効果を発動するカード。
レアリティはマークなし(コモン)→U(アンコモン)→R(レア)→UR(ウルトラレア)→M(ミラクルキラ)又はブーストキラ→神Ω(神オメガレア)となっている。
カードの種類
アクションカード、ドラマチックカード、キャラクターカードの3つに分けられ、カードを見れば種類がわかる。周りが黒でおおわれていればアクションカード。横向きのカードはドラマチックカード。特に何もないカードは、キャラクターカードである。
ルール
ジャンパワー
重ねたキャラクターの真価を引き出すエネルギー。「JP」と表記される。
ドラゴンボール及びトリコののキャラクターは、乗っているJPの数に応じてレベルアップし、BPが上がり、カードによっては特殊能力を得る。
ONE PIECEのキャラクターは、JPでのレベルアップはできないものの、貯めたJP数に応じて悪魔の実を重ねる事が出来る様になる。
HUNTER×HUNTERのキャラクターは、JPを乗せる事でレベルアップの代わりに「念」の段階が上がっていき、念の段階に応じて重ねたカードの能力を発揮できる。
NARUTOのキャラクターは、記載された数JPを乗せる事で、「忍術」カードをチャクラとして重ねる事が出来る。
デッキの構成
デッキは40枚以上で60枚以下であり、同じ弾マークかつ同じナンバーのカードは3枚まで編成できる。
公式・公認大会における構築制限
1つのデッキに入れられるのは5作品のうち3作品まで。限界カードに分類されたカードは、複数枚投入する事は出来ない(複数の限界カードをそれぞれ単数投入する事は認められる)。
勝利条件
相手のダメージゾーンにカードが5枚置かれるか、相手がドローをする時山札が0枚だった時にプレイヤーは勝利となる。
キャラの登場の仕方
1ターンに1枚山札からかエナジーゾーンに置き、そのカードのキャラのコストとあっていれば登場できる。ドラマチックカードとアクションカードも同様。マイナスコストがある場合、場に同じ色のカードがあればその枚数コストを減らせる。
プレイ上の注意
同じ名前のカードが存在した場合は、既に出ているカードを捨てて新しいキャラクターを出す。JPや悪魔の実は引き継げる。複数のカードを出せるキャラも存在する(メタルクウラ、ナルト等)。なおHUNTER×HUNTERの場合、出ているカードは捨てず、新しいキャラはそのカードに重ねて出す。
ミラバトタワー
ミラバトタワーとは、ガチャガチャ形式の1回で4枚のカードが買える自販機である。これは全国のカードダス売り場に設置しており、通常のパックよりもレアカードが出やすい。