ネオバトル
ねおばとる
SDガンダムを扱った最初のカードダスは『SDガンダムカード』『SDガンダムワールド』の他『バトルカード』という呼称も用いられており、カードバトルのルール部分を一新した新シリーズとして命名されたのが『SDガンダムネオバトルカード』である。
1990年から1993年まで全10弾(計420種)と、雑誌懸賞用の特別カードやカードダス風デザインのテレホンカードもリリースされた。
なお旧バトルカードは1992年まで、ネオバトルカードと並行して展開されていた。
またネオバトルカードはカードゲームの肝となるエンブレムの箔押しが絵柄ごとに固定ではなく、同じ絵柄でもエンブレムが異なるバリエーション(星・月・太陽、W星・W月・W太陽、ブラックホール、トリプルスター)が存在するため、これを別勘定にすると「カードの種類」は膨大な数となる。
キャラクターは『ノーマルSD(宇宙世紀)』『SD戦国伝』『SDガンダム外伝』『ガンドランダー』『SDコマンド戦記』の他、漫画『超戦士ガンダム野郎』やFC版『ナイトガンダム物語』のオリジナルキャラクター、さらに一種のみだが『ガンボイジャー』からも起用されており、当時展開していたSDガンダムの全シリーズを網羅している。
また新規描き下ろしの絵柄が豊富な点も含め、後年までコレクターズアイテムとして高い人気を保っていた。
旧来のバトルカードはHPを比べて同点の場合のみ所属の三すくみという順序だったが、
ネオバトルカードはホロマークの強さを比べて同じ場合のみHPを比べる順序のルールになっている。
月は太陽に勝ち、太陽は星に勝ち、星は月に勝つ。
ダブルホロは、月、太陽、星に勝つ。
ダブルホロ同士なら、ダブル月はダブル太陽に勝ち、ダブル太陽はダブル星に勝ち、ダブル星はダブル月に勝つ。
さらにダブルホロよりも上位のマークが存在しており、
ブラックホールはダブルホロよりも強い。
そして更に強いトリプルスター(月+太陽+星)が最強のマークである。
ネオバトルの販売が終了した後、さらにゲーム性を追求した「スーパーバトルカード」が発売されている。
SDガンダムのほか、『ウルトラマン超闘士激伝』『ドラゴンボールGT』『幽遊白書』『るろうに剣心』がリリースされた。
「ミラクルバトルカードダス」は2009年スタート。