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スカイクエイク

すかいくえいく

『トランスフォーマー』シリーズの登場人物。スカイクウェイクとも。pixivでは『トランスフォーマープライム』のものが多く投稿されている。
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概要編集

CV:リチャード・グリーン、フランク・ウェルカー(15話)/吹:岩崎征実

プライム』の第6話「空中変形! スカイクエイク」にて登場したディセプティコンの守護者。


沈着冷静な兄のドレッドウィングとは対照的に、事あるごとに「よっしゃあぁぁい!」と叫ぶ脳筋なパワーファイターだが、メガトロンに忠実な点は共通。両手で保持する大型のガトリング砲を武器として携行している。


守護者として地球に送り込まれ長い間眠りにつき、メガトロンの機能停止後にニューリーダー病まっしぐらなスタースクリームによって目覚めさせられるが、メガトロンにのみ忠義を尽くす彼はスタースクリームの命令など聞かず、直後に停戦の交渉に来たオプティマスプライムの言葉にも耳を傾けずそのまま交戦状態に。

トランスフォーム能力がなかったため不利になるも、ファウラーが乗っていたF-35の偵察機をスキャンして、それのデザインの戦闘機に変形することが可能に。上空からの攻撃で優位に立ったが、奇襲してきたバンブルビーに、ビークルモードの状態で攻撃されて墜落させられるというエグい方法で倒され戦死する(そのためか、亡骸は変形途中という、ある意味グロいものとなった)。


第15話「死霊変形! スカイクエイクふたたび」にてスタースクリームにダークエネルゴンを埋め込まれ、クリフジャンパーと同様に生ける屍・テラーコンとして利用されてしまう。「スカァイクウェェェイク…」と自身の名前を連呼しながら生ある者に襲い掛かるが、ジャックらの攻撃で右腕を吹き飛ばされた挙句、グランドブリッジの異常動作により異次元空間に転送されてしまい、延々とそこを徘徊し続けるようになった。



余談:G1版について編集

1992年にヨーロッパで展開された『トランスフォーマー』シリーズにおけるディセプティコンの航空部隊・プレデター(日本の『合体大作戦』では「ジェット軍団」という呼称)の航空司令官。機首にシャークマウスの描かれた大型爆撃機に変形する。


悪の心を持たぬ者を病的なまでに憎む悪の天才。残忍な性格で、彼の通り道にあるもの全てが廃墟と化す。爆撃機形態では15発ものミサイルを地上に降らせ、更に部下のプレデター達と合体する事でスーパーサイト能力を発揮し、精神的なウルトラコミュニケーションを取る事も可能。


活躍編集

IDW版コミック編集

IDWパブリッシングのコミックシリーズの内、『メガトロン・オリジン』、『Last Stand of the Wreckers』などに登場するも目立った登場シーンは少なく、『Last stand of Wreckers』ではガーラス9襲撃時にオーバーロードに指揮権を奪われる形で殺害されてしまう…


総統スクラッシュとの関連性編集

G1シリーズの日本での展開において、1992年の玩具展開シリーズ『合体大作戦』には当時の破壊大帝ポジションとして「スクラッシュ」なるデストロン戦士が登場しているが、ジェット機に変形するという説明以外、姿が明示されていない。そのため、玩具の発売時期もあって日本におけるスカイクエイク=スクラッシュなのでは?という推察もあった。


それから20年後の玩具展開シリーズ『トランスフォーマーユナイテッドEX』のストーリーにてスカイクエイクのシルエットが確認されたが、結果別人であることが判明した。

トランスフォーマーレジェンズのwebコミックでその後の顛末が語られており、それによるとユナイテッドEXでの最終決戦にてクラウダー少佐に敗北し、彼の装着していたトランステクターに永らく封印されていたようである。

コミックではマグニフィカス並びにスカイコーチャーズのホークが運んできたスカイクェイクの肉体に憑依し、その際にホークから「かつて取りついていた」と語られている。このことから、どうやらスクラッシュは実体を持たない生命体であり、かつてスカイクェイクらしき姿をしていたのはその体を乗っ取って活動していた事が理由のようである(レジェンズ内での独自解釈の可能性もある)。


玩具編集

変形プロセスは単純で、ロボットモードでの可動箇所も腕のみと大味な感は否めないが、スーパーサイトギミック(後述)や回転式爆弾倉からのミサイル投下などのプレイバリューに優れた一品として知られている。


スーパーサイトとは、スカイクエイクやストーカーなどのスコープを備えた大型商品「ラージプレデター」に透明プラ板にフィルムを貼りつけたメガバイザーが付いている小型の「スモールプレデター」を合体させる事でメガバイザーに記された情報をスコープを通して覗くというギミックである。


スコープはスカイクエイク単体でも遊ぶことができ、スコープ横のレバーを上げる事でサイト内に捉えた敵の姿を見る事が可能。ちなみにビークルモードとロボットモードではそれぞれ異なる絵柄が用意されていて、ビークルモードではオートボットのターボマスター・ローターストームの姿が、ロボットモードでは惜しくも製品化されなかったハイパードライブというオートボットの姿が見える。


ビークルモードではエンジン内部にミサイルを入れてノズル付近にあるダイヤルを回すとミサイルを投下できるギミックがあり、スコープと併用すれば敵を発見して爆撃するシチュエーションを想像して遊べる。


ミサイルは主翼下に4発、機首側面に2発取り付ける事が可能で、ロボットモードの武器となるランチャーにも同型のミサイルを装填してスプリングの力で発射できるが、このランチャーはスモールプレデターの物と同じものである。


垂直尾翼はロボットモードでも角度を変えて立てられ、航空戦力に勝る陣営を率いるに相応しいと思わすものがある。


日本国内では、海外版のパッケージに日本語の書かれたシールを貼付してそのまま販売された。表記はそれに基づく。


後に『マシンウォーズ』でスタースクリーム、『トランスフォーマーユニバース』ではキングアトラス(ダイアトラスのオマージュキャラ)として仕様変更されつつ発売されているが、銃やスーパーサイトギミックは削除され、益々プレイバリューは下がっている。


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