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グラップ

ぐらっぷ

欧州人名の1つ。ここでは「超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説」のキャラクターについて解説。
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曖昧さ回避編集


概要編集

CV:デイル・ウイルソン(原語版)、宝亀克寿(日本語吹替え版)


サイバトロン所属の戦術家。クレーン車に変形する。

コンボイ達と共に地球にやってきたのだが、ワープするタイミングが遅れてしまったためはぐれてしまい、他のメンバーよりも後から登場した。

その経緯を見ると「待ってやれよ司令官」というツッコミをしたくなるが…。


基本的には江戸っ子気質の温厚な性格だが、ラッドたちをデストロンと間違え発砲するなどやや短気。

同じく熱血漢のホットロッドと仲が良く、デストロンに見捨てられたスタースクリームが加入した際は彼と共に疑惑を向けていた。またラチェット程ではないがメカの知識があり、ラチェットと共にウルトラマグナスを開発した。


パートナーマイクロンはフォークリフトに変形するリフト(原語版ではリフター)で、エボリューションすることでクレーン部分が変形した長距離ロングランチャーが使用可能になるが、本人は前線での戦闘を望んでいる。ロングランチャー使用時は身動き出来なくなることも相まって本人の戦闘スタイルとのちぐはぐ感がすごい。

ロングランチャーをコスモテクター射出に使用することが何度かあった。


運命の時編集

第33話『犠牲(すていし)』にてコンボイ達が出撃する際、グラップはアポロ達(アストロブラスターになれる3体のマイクロン)を護る為に基地と共に残ることに。(同じく残っているラチェットは子供達と一緒にいた。)

マイクロンの言葉が分からないものの必ず護ることを宣言する。


しかし、ダブルフェイスの暗躍でラチェットの仕掛けていた迎撃用のトラップを見破られてアポロ達の居場所まで特定されてしまう。そして間髪入れずデストロンが侵攻してくる。(ダブルフェイスから諸々を教えてもらったスラストメガトロンに進言したことでスムーズに侵攻出来た。)

グラップも騒がしくなってきたことでデストロンの侵攻を察知する。


マイクロンの言葉が分かり、嬉しく思っているところへ遂にバーニングメガトロンとスラストが壁を破壊して目の前に現れる。スラストが無抵抗でアポロ達を渡すよう言うもグラップは聞かず、クレーンのフックで吹っ飛ばす。

そして、メガトロンとの一騎打ちとなる。

「サイバトロン軍は信頼ってぇ言葉で繋がっとるんだ!コイツは強ぇぞぉ!」


遅れてきたサイバトロンの面々は子供達とラチェットの無事を確認して、攻撃を仕掛けるまさにその時、絶叫が響く。そこには倒れたグラップとアストロブラスターを手にしたメガトロンの姿が…。

最強の銃を得て優位に立っているメガトロンはコンボイ達に向けてその銃口を向ける。


ここで意識を取り戻したグラップがアストロブラスターに向けてクレーンのフックを飛ばして、引き寄せようとする。

「ヘヘヘッ!言ったはずだぞ!信頼という強い絆で繋がっているってな!」


だが、メガトロンはわざと力を緩めたその銃口は発射寸前でグラップに向いていた。

その刹那、グラップの絶叫が響き渡る。その一撃は腹部を貫通して背後の壁を破壊しながら吹き飛ばした。誰もが無事が絶望的なことを悟った。

その威力に満足なメガトロンは次にコンボイを狙うも、ボロボロで発光しながらそれでも向かって来るグラップに恐れをなして部下達と共に撤退する。

「アァァ…マイクロンを…マイクロンは俺の命に代えても…アァァ…オォォ…アォォ…」

「させてたまるけぇぇ」


取り逃したグラップは力なく倒れてしまう。駆け寄ったコンボイに対して「護り……たっ…たかったぁぁ…」と言って完全に機能を停止した。

この時流れるBGMとコンボイを始めとした周りの反応は心に来るものがある。

コンボイ「ヌウォォォォォォォォォォォォ!!」


スーパーモード編集

瀕死の重傷であったものの、スパークが無事だったためラチェットに新しいボディを与えられ、ショベルカーに変形するグラップS(スーパーモード)(メイン画像の形態。原語版ではホイスト)にパワーアップした。

右腕がショベルカーのショベルそのものになっていて、コスモテクターも腕を大きく回転させて発射するようになった。 右腕をメインにした戦闘スタイルに変わり、前よりも本人に合っている。


しかし、目ぼしい活躍は激減していくのは皮肉である。デバスターと行動をすることが多くなる。


関連タグ編集

マイクロン伝説 サイバトロン マイクロン三部作

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