スペック
機体名 | ザバット |
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番号 |
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所属 |
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分類 | コウモリ型 |
全長 | 10.2 m |
全高 | 3.7 m |
重量 | 25.0 t |
最高速度 | M2.8 |
乗員人数 | なし(有人タイプは1名) |
武装 |
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概要
ガイロス帝国が開発したコウモリ型急降下爆撃機ゾイド。ようやくレドラー以外の飛行ゾイドが作られた事になる。
母機であるホエールキングからの遠隔操作で行動するゾイド初の無人操縦機。
無人機なのでパイロットの安全面を考慮する必要が無く、犠牲を顧みない無茶苦茶な攻撃が可能。そのため、有人機よりもはるかに高い爆撃命中率を誇り、ヘリック共和国軍兵士からは「死神」と呼ばれ恐れられている。
頭部に搭乗スペースを設けた有人タイプ(メイン画像)も存在しており、パイロットは腹這いの姿勢で搭乗する。こちらはステルス機能を活かした偵察機として使用される他、腹部のウェポンベイにコンテナを搭載して簡易的な輸送任務に従事する事もある。
キットについて
動力による歩行・走行ギミックを持たない、頭部を有人・無人仕様に換装可能、従来の着座姿勢のパイロットに代わって伏臥状態のパイロットフィギュアが付属する等、様々な新機軸を盛り込んだキットとなっている。
前述の通りザバット本体は動力を内蔵していないが、腹部に格納されたホーミングボムにはプルバックゼンマイが仕込まれており、背中のスイッチを押し込むと投下された爆弾が自走するようになっている。
この他にも背中のレバーを動かす事で翼を羽ばたかせたり、頭部を上に向かせる事で飛行体勢を取らせる事が可能で、付属のディスプレイスタンドにぶら下がらせた状態で飾る事もできる。
また、専用のカスタマイズパーツとして「CP-19 バインドコンテナ」が発売されており、ホーミングボムの搭載スペース(腹部)に装着する開閉式のコンテナと、その内部に収納する工具とのセットになっている。
後に『機獣創世記ゾイドジェネシス』版として従来の黒や赤を基調としたカラーリングからグレー系統のカラーリングに変更されたリカラー品が2005年に発売されている。
劇中の活躍
バトルストーリー
高高度滞空プラットホームとして改造されたホエールキング「モビーディック」の無人艦載機として登場。
数の暴力で共和国軍に占拠されたニクシー基地を空爆し、改装中のウルトラザウルスにダメージを与えたり、ニクス上陸を遅らせるほどの甚大な被害を与えた。
それ以降もニクスでの戦いにも使われた模様。
アニメ
ゾイド新世紀スラッシュゼロ
バックドラフト団のピアスが搭乗してチーム・ブリッツのジェミー・ヘメロスが駆るレイノスと空中戦を繰り広げた。
ゾイドジェネシス
ソラノヒトが住まう空中都市ソラシティを防衛する無人型ゾイドとして登場。
(頭部は何故か有人タイプとなっている)
ディガルド武国のバイオラプターグイを迎え撃つが、圧倒的物量に押し切られ全滅している。