CV:中村大樹
概要
レオン・トロスとリノン・トロスの父親で、「チーム・ブリッツ」の監督兼メカニックである。
ライガーゼロの換装パーツと換装システムを一晩で開発・完成させたという超人的に優秀な技術者で、ビット・クラウドが相手のゾイドの重武装によるゾイドへの負荷を利用して脚部に損傷を与える作戦を一瞬で見抜くなど確かな戦術眼も持つのだが、性格はわがままで子供っぽく、ジェミー・ヘメロスに呆れられたり苦言を呈されたりすることが多い。
無類のゾイドマニアでもあり、珍しいゾイドや武装を見つけると後先考えずに衝動買いしてしまう悪癖を持つ。ライガーゼロも「白いライガーは珍しい」というディーラーの売り文句に乗せられて衝動買いしたもので、その他にもレイノスを買うためにジェミーのプテラスを彼に無断で下取りに出す、メンテナンス費用に充てたとはいえビットが個人的に集めていたジャンクパーツを勝手に売り払うといった問題行動も起こしている。
ジオラマ制作が趣味でありゾイドのプラモデルでブンドドやってることも多い、と視聴者に近いような一面も持つ。
ジェミー・ヘメロスの父のオスカーやラオン博士とは学生時代の旧友だが、ラオンとは妻にまつわる一件(詳しくはラオンの記事を参照)で犬猿の仲となっており、今でも顔を合わせる度に子供じみた喧嘩を繰り広げている。
余談
- 次回作『ゾイドフューザーズ』に登場するピアーズ博士も、敵ながら「全てのゾイドのデータを一週間で解析」するという超人的なことを成し遂げていたり、ライガーゼロや関連種であるエナジーライガーの研究を行いやはりぶっ飛んだ人物である点もスティーブ・トロスと若干通じる部分がある。