曖昧さ回避
- 「ままこ」「けいし」。血の繋がらない自分の子供を意味する言葉。又は除け者を意味する言葉。→義子
- SoundHorizonのアルバム「Märchen」の登場人物。→井戸子
- 漫画「鬼滅の刃」に登場する用語。
本稿では3について記す。
概要
鬼殺隊の最高位剣士である“柱”からその才覚を見込まれて、次期柱として直々に育てられる若輩の隊士。要するに柱候補生である(あくまで現役の柱に選ばれた者達であり、元柱の育手が鍛える弟子は継子には当てはまらない)。
相当才能があって優秀でないと選ばれないとの事で、それぞれの柱が決定権を持ち、育てる人数に制限は無いようであり、柱の任務にも動向して直に修練を受ける事もある。才能を見込まれればその柱とは違う流派の者でも選ばれる。
また、継子に選ばれた隊士は一般隊士よりも裁量が広いらしく、柱の代わりに現場で指揮官代理を務めるケースもある。
しかし、近年一般の隊士は質の低下(“全体的な”ではあるが)が顕著であり、逆に柱の方は歴代でもトップクラスの逸材が揃っている事から、柱達との実力差が大きくなり過ぎている。その為に、鬼殺隊全体が柱に対する依存度が高まっており、柱が激務で修行の時間もろくに取れないという問題も発生している。
加えて柱との実力差から精神的に挫折したり、鍛錬の厳しさに音を上げて、最終的には指導下から離れてしまう者が大半である。
また、柱との同行はそれだけ強敵との遭遇率が高くなるので死亡率も当然ながら非常に高い。その為に、生きて成長できる者の方が少なく、鬼殺隊では柱になれた者達よりも珍しい存在とすら言える。
例えば蟲柱の胡蝶しのぶには、後述のカナヲ以外に少なくとも三人以上の継子が存在していたが(前任者から引き継いだ可能性も有)、カナヲ以外の全員が作中の時点では既に殉職している。
ちなみに竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助の3人は煉獄杏寿郎から継子への勧誘を受けていたので、彼が生きて柱を続けていた場合は継子になっていた可能性が高い。
主な継子
蟲柱・胡蝶しのぶの継子で、本作の主人公である竈門炭治郎の同期の剣士。
花の呼吸の使い手だが、これはしのぶの姉の胡蝶カナエが使っていた流派であり、しのぶが使う蟲の呼吸の源流でもある。元々しのぶは、カナヲを継子にするつもりは無かったのだが、彼女が見様見真似で花の呼吸を習得し、独断で最終選別を受けて合格した為に継子として受け入れた。
炎柱・煉獄杏寿郎の元継子にして、現柱の一人で称号は「恋柱」。
炎の呼吸の適正はあったものの、天性の特異体質とそれによる身体能力によって編み出された呼吸があまりに独創的だった為に、煉獄でも指導がしきれずに本来の源流から離れた事で継子からも独立、現在では彼と並ぶ柱となった。
元々、蜜璃は『甲』時代の煉獄の弟子であり、隊士就任後も外伝で編み出した呼吸を完全習得するまで柱就任後の煉獄の下で修行していた為、自動的に継子へと昇格したというやや変則的なパターンだったようである。
継子に近い存在
同じく炭治郎の同期である剣士の一人。
ある事情から岩柱・悲鳴嶼行冥が自身の弟子として受け入れて鍛練してはいるものの、厳密には正式な継子ではなく、それに相応しい呼吸や剣術の才能もない。