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「小生の血鬼術も……鼓も……認められた………」

CV:諏訪部順一

概要

吾峠呼世晴による漫画『鬼滅の刃』の登場人物。

「鼓屋敷」の主である。一人称は「小生」。
肩・腹・脚にが埋め込まれた異形の姿をしている。

人間だった頃は文筆家だったようで、特に『里見八犬伝』を好み、自身も伝奇小説を書いていた。しかし、あまり周囲からは評価されず、彼の作品を酷評した上に、原稿用紙を踏みつけにした知人を惨殺した過去が回想で描かれている(その際、「最近は昼間全く外に出てこない」と言われており、これは既に鬼化していた為に、太陽の下に出られない体になっていたからである。実際に酷評された後に腹に埋まった鼓を露出し使用している)。

鬼舞辻無惨に素質を認められて十二鬼月下弦の陸)になったものの、だんだんと体が人肉を受けつけなくなっていった為に見限られ、その証たる"下陸"の数字が書かれた右目と共にその地位を剥奪されていた。初期の炭治郎(しかも先の戦いの傷が癒えていない)に比較的あっさり倒されてしまった辺り、力も下弦時代からかなり落ちてしまっていたと思われる。

週刊少年ジャンプ2020年39号のスペシャルインタビューにて、演者の諏訪部氏は響凱については、「鬼となり人を喰らっていたのは裁かれるべき事ですが、どこにも己の居場所を見出せない心の苦しみを思うと、自分の事のようにひどく胸が痛みました」と答えている。

人物

ぼそぼそと小声で呟くようにしゃべる等、根暗で神経質かつプライドが高い。また土足で家に上がり込んだ鬼殺隊の面々や他の鬼達に苛立つなど、礼儀にうるさい一面も持つ。
ただし、文筆家をしていただけあってか「数多くの人間が食えないなら、少量でも力がつく稀血の人間を食う」という解決案を思いついて、さらには実際に稀血の人間を自力で探し出して、その場で食わずに自分の住処まで攫う等、かなり計画的で賢明である。

能力

血鬼術 『鼓』

体に埋め込まれた鼓を打つ事で部屋を回転させたり、爪痕のような破壊攻撃を加える血鬼術を使う。もう一つ、背中にあった鼓は空間転移能力を持っていたが、他の鬼と争った際に抜け落ちて、清少年(後述)の手に渡っていた。

活躍

「稀血」の人間を喰う事により、自身の力の強化する事で再び十二鬼月に復帰するべく、稀血である清(きよし)という名の少年を攫って自身の住処である鼓屋敷に持ち帰るも、血の匂いを嗅ぎつけてきた他の2匹の鬼と清をめぐって争いになり、その争いの中攻撃をうけて落とした鼓の空間転移能力で清少年に逃げられるばかりか、竈門炭治郎我妻善逸猪の皮を被った謎の剣士などが屋敷に乱入してきた為、彼の苛立ちと鬱屈は頂点に達していた。

無題



そして炭治郎との一騎討ちとなり、(炭治郎が先の戦いの負傷の影響で本調子でなかったこともあり、)前述の血鬼術で大いに苦しめるが、最後は一瞬の隙を衝かれて頚を刎ねられる。

しかし、戦闘の最中でありながら、自身の書いた手書きの原稿用紙に敬意を表して踏みつけるのを避けた(もっとも、これが自身の攻略の糸口を掴む切っ掛けを与えてしまうことにもなったが)上に、「君の血鬼術は凄かった!!」と称賛の言葉を贈られた事で、「ようやく自分は認められた」と嬉し涙を流しながら消滅していった。

余談

無惨に力を見限られ右目を奪われた彼だが、後に現役の十二鬼月の下弦で既に倒されたとその邪悪な性根と忠誠心を認められた以外が、弱いという理由で無惨に処刑された(壱もあくまで助かる可能性を残してそれで生き残れただけであり、実質的な処刑)あたり、片目と地位を奪われただけで済んだ響凱はかなり気に入られていたと思われる。
彼のみこのような比較的甘い処分で済んだ理由は諸説あるが、上述の下弦処刑の直前「十二鬼月に数えられたからといって終わりではない」「より人を食らい、より強くなり私の役に立つ為の始まり」と述べているため、『体質的な問題で大量に人を食えなくなった』『それを言い訳にせず(効果はなかったが)無理をしてでも人を食らおうとした』、そして見限られてからも『食える量が少ないのならより効率の良い稀血を食えばいいだけ、と思考と努力を止めなかった』と、元々向上心と忠誠心が高かったからという説が一般的。
実際に、無惨の(比較的)お気に入りの鬼は基本的に向上心の高い者が多い。

他にも彼は空間を操るという無惨的にはかなり有用性の高い血鬼術を持っていた為に、鳴女のようになる事を期待されていた可能性もある。実際に作中に登場した下弦の中で、数字が右目に刻まれていたのは彼だけであり、これは彼が特別に徴用されていた証ではないかという考察もある。

また、殺害した知人に小説だけでなく鼓の腕前も「人に教えるようなものではない」と酷評されているが、鼓という楽器は素人には音を出す事もままならないくらい扱いが難しい楽器である。それを響凱は作中一つたりとも(最後の鼓全てを使って連打している最中であっても)失敗する事無く音を出している。
その知人がどの程度音楽に秀でていたかは不明だが、響凱をこき下ろす台詞の中で口に出された評価なので、本当に腕前が悪かったのかどうかは疑問が残る。

キメツ学園

5巻にて設定が明かされた。
担当科目は高等部の音楽。主に鼓を用いて授業をする。長唄やお囃子ばかりさせられるので、響凱の生徒達は最近の教科書に載っている曲をちゃんと歌えないらしい。
ただし、外伝小説のエピソードによるとこちらの世界線では彼が組む和楽器バンドの演奏は、海外の評論家からも高い評価を得ている程に認められているらしい。原作の悲願が叶った世界ともいえる。

関連イラスト

鼓の屋敷


響凱


🎶🏚




関連タグ

鬼滅の刃 鬼舞辻無惨 鬼(鬼滅の刃) 血鬼術 十二鬼月 下弦の鬼 
清(鬼滅の刃) てる子(鬼滅の刃) 正一くん)
鬼滅の刃の登場キャラクター一覧

哀しき悪役

関連・類似キャラクター

  • 鳴女…同じく楽器により空間操作する血鬼術を使用する鬼。
  • 姑獲鳥佩狼…かつての下弦の鬼つながり。前者に関しては響凱と違い人間時代から最低な存在であり、後者に関しては同情できる過去がある。

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