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基礎データ

全国図鑑No.0853
ガラル図鑑No.352
ローマ字表記Otosupus
ぶんるいじゅうじゅつポケモン
タイプかくとう
たかさ1.6m
おもさ39.0kg
せいべつ50%♂・50%♀
とくせいじゅうなん/テクニシャン(隠れ特性)
タマゴグループすいちゅう1/ひとがた

各言語版での名称

ドイツ語Kaocto
英語・イタリア語・スペイン語Grapploct
フランス語Krakos
韓国語케오퍼스
中国語(簡体字)八爪武师
中国語(繁体字)八爪武師

進化

タタッコの日

タタッコオトスパス(ちょうはつを覚えさせてレベルアップ)


概要

第8世代で初登場したポケモン。タタッコの進化系。

ボクシングスタイルだったタタッコ時代から一転、顔が覆面レスラーのようなデザインになり、柔術を主体とする戦闘スタイルに転向した。


マケンカニ宜しく、水棲で生きるポケモンなのにかくとう単タイプであり、わざわざ陸に上がって強敵と腕試しをするという武闘家的な側面も持つ。

全身筋肉の塊から来る怪力と、柔軟なボディが合わさった締め付け攻撃は強力無比。


基本的には海に棲むが、多くのみずタイプ同様淡水域でも活動できるらしく、陸地ではウニョウニョと音を立てながら高速で這い回って移動する。


タコ絵詰め

グソクムシャとは捕食・被捕食の相互関係にあり、戦って敗れた方が勝者のエサとなるらしい。


一本を腰に巻いているため一見してわかりにくいが、脚(腕)の数はきちんと合計8本である。

また、一見すると耳のように見える側頭部の穴は水を噴射する器官で、現実のタコで言うところの「漏斗」という部位。

図鑑では言及されないが、攻撃時には体外に伸ばすところを確認できる。


かといってオクタンとは違い、ここが口というわけではない。では口はどこにあるのかと言うと、腕として使っている4本の脚の丁度真ん中、青と紺の境目となっている三角形の場所がそれ。


タタッコの時は現実のタコ同様8本脚の中央にあったため、むしろ遠ざかっており、その為かタマゴグループはすいちゅう1に加えてひとがたも有する。人とは一体……。


ゲーム上における特徴

作中ではガラル地方の9番道路に固定シンボルで出現。

流氷の間に佇んでおり、主人公が近づくと、足を巧みに動かして泳いで来る。かなり積極的に襲ってくるので、進化前のタタッコより先に出会ったユーザーも多い。


なおレベルは50固定と、その時点ではかなり高めなので要注意。もちろん捕まえれば即戦力となる。

ワイルドエリアでも、条件次第で「げきりんの湖」の湖畔に出現する。


全国図鑑No.は奇しくもタコを語源とする玩具凧の代表的な種類である『やっこさん』(853)の語呂合わせになっている。

ちなみに、ポケジョブで依頼が来る企業・施設のひとつ「ガラル警察署」のロゴマークにもなっている。


性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
8011890708042480

かくとうタイプらしく高い攻撃を持つが、素早さはナゲキローブシンを下回り同タイプ中で最も遅い。耐久もそれなりで全体として決して低ステータスなわけではないものの、他のかくとう単タイプに比べていまいちパッとしない印象を受けてしまう。


特性2つは効果自体は強力だが、発動機会に恵まれるかというと微妙。

「じゅうなん」はまひ状態にならないが、元々のすばやさが低いためメリットになるかというと……

「テクニシャン」は威力の低い技が底上げされるが、適用される技でタイプ一致になるのは「リベンジ(攻撃を食らわなかった場合)」と「ともえなげ(+強制交代)」くらい。恒常的に威力が上がる技で有用なのは「フェイント」や「ぶんまわす」だがタイプは不一致。

強いて言えば相手のまひ撒きに対して交代出しができる「じゅうなん」の方が有用だろうか。


そんなオトスパスの個性が最も輝くのは技のラインナップである。

専用技のたこがためにより相手の耐久型ポケモンを逃さず処理できるのは大きな強み。進化に必要な「ちょうはつ」も役に立つ。「たこがため」を主軸に据える場合は必然的に自身の耐久も重要になってくるが、それと相性の良い「ドレインパンチ」や「ビルドアップ」などもちゃんと覚えてくれる。

水棲生物がモチーフだけあって、かくとう単タイプでありながら「アクアブレイク」や「たきのぼり」「れいとうパンチ」などを覚えるのも特徴。なお「ほのおのパンチ」と「かみなりパンチ」は覚えない。ますますみずタイプじゃないのが疑問だ……。

一応かくとうタイプの標準装備である「インファイト」や「ばかぢから」も覚えるが、大事な耐久を削ってしまうので相性は良くない。

ついでに実用性はほとんど無いものの、タコなので「オクタンほう」も覚える。


総じて、サイクル戦などで真価を発揮できるポケモンと言えよう。


また、天敵の多さからあまり実用的ではないが、「たこがため」を特性「あまのじゃく」を持つ味方カラマネロに浴びせて1ターンごとに防御と特防を上げていきつつ、カラマネロの「ばかぢから」で更に防御と攻撃を上げていくという軟体類戦法もできる。

それにしても締め付けられて防御と特防が上がっていく辺り、カラマネロマゾヒストなのだろうか…?


使用トレーナー

ゲーム版

※1『ポケモンマスターズ』のマジコス(22シーズン)でのバディでサイトウの個体の子供で色違い。


アニメ版

  • サイトウ

漫画版


アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

サイトウ&オトスパス

    • 新無印編第34話で、サイトウの手持ちの一体として登場。たこがためでサトシのリオルの動きを封じた上で、完膚なきまでに叩き潰す。
    • 2戦目となる第39話でも登場。カポエラーを下したピカチュウを破るも、秘策を用意したリオルとのバトルでは(不完全ながらも)たこがためを破られ、引き分けに終わる。
    • そして3戦目となる第85話・86話でも登場。前回同様、ピカチュウをたこがためとインファイトで破るも、ルカリオとの対峙では、アクアブレイクとはどうだんの一騎打ちの末に、遂に敗北を喫することとなった。
    • サイトウのポケモンでは唯一、3回のバトル全てに参戦している。また上述の通り、そのいずれにおいてもサトシのルカリオ(リオル時代も含む)とバトルしている。ダイマックス出来ない場所ではカイリキー(キョダイマックス可)を出さなかったことから、カイリキーに次ぐ実力者と思われる。

関連イラスト

オトスパスオトスパス

オトスパス【2020.5.5】Grapploct


余談

名前の由来は絞め技で相手を失神させる、という意味での「落とす」+オクトパスと思われる。

モチーフは派手な色合いからして有毒生物であるヒョウモンダコがモデルか(と言ってもコイツはどくタイプを持たないし、どくタイプの技も覚えないが)。

格闘技モチーフは分類で言及される柔術に加えて、イギリスで発展したレスリングの一つキャッチ・アズ・キャッチ・キャンだと思われる。


タコでレスラーというモチーフは、専用技を鑑みるにアントニオ猪木の代名詞であった技「オクトパスホールド」からも着想を得ている可能性がある。


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン ポケモン剣盾

ポケモン一覧 かくとうタイプ


0852.タタッコ0853.オトスパス→0854.ヤバチャ(がんさくフォルム/しんさくフォルム)


ポケモン関連

  • オクタン:タコの先輩枠。こちらはしっかりみずタイプで物理自慢のオトスパスとは違いテクニカルなファイター。
  • マーイーカ/カラマネロ:こちらはイカ。格闘技を駆使する。みずタイプに見えてそうではない点が共通。

その他

覆面レスラー

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