概要
でかいサンドとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモン、グラードンの色違いのすがたの名称である。
赤い部分が金色に変わるため、同じポケモンのサンドをただでっかくしただけの様な見た目になる。
ちなみに、他のホウエン地方の伝説のポケモンの色違いのすがたは、それぞれカイオーガは紫、レックウザは黒になる。
2014年11月に『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』が発売され、グラードンがゲンシカイキしたすがたであるゲンシグラードンが登場。
色違いをゲンシカイキさせると今までのでかいサンドとはイメージが大幅に変わり全身が黒くなるが、身体に流れるマグマの色は同じである。その姿はあの怪獣王を連想させる。
なお元の色である黄色は爪などに名残が見られる。
ただでさえ色違い個体の出現率は低いにもかかわらず基本的にたった一体しか出てこないため出ること自体が幻そのもの…だったが『ポケットモンスター ウルトラムーン』ではキャンペーンにて配信されることになった。
対となる『ウルトラサン』では色違いカイオーガとなるものの、こちらも野生の個体で出現する関係上厳選をこなせばいつかは遭遇するだろう。最近では条件を満たせば色違い個体が格段に出やすくなる方法もあるので、サンドとでかいサンドを見間違えるほどの厳選をこなせば本当に出会えるかも知れない。
『ポケモンGO』においても、2019年1月中旬に行われたホウエンイベントで、遂に実装された(それ以前からデータ上存在していること自体は確認されていた)。
こちらもレイドバトルを何度もこなしていれば遭遇できる可能性があるので、欲しいという方は期間中頑張ってレイドをこなしてみよう。
特殊な例としては、『ルビー・サファイア』の電池切れ乱数で調達するという手もある。この乱数、実は目押しの仕方だけ覚えれば後は根気である。今は新規ダウンロードが終了しているポケモンバンクを持っていれば、電池切れ乱数で調達した個体を第8世代以降まで連れていける。ミントや「ぎんのおうかん」を使えば個体値や性格の問題もどうとでもなるので、そうなれば禁止級伝説解禁戦の対戦にも使える。
偶然か、サンドとグラードンは『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』のスピリッツバトルではクッパに憑依しているという共通点までできてしまった。