曖昧さ回避
実在するモグラ類のうち、鼻の部分が花のような形状になっている種族の総称。
地中で生活するモグラは、目の代わりにこの部分を進化させ、触角のような感覚器官としていることがある。
概要
『ポケットモンスター金銀』の開発中に消えた没ポケモン。
製品版のベイリーフにあたる、ジョウト御三家の中間進化形に位置付けられていた。
前後の「ハッパ」と「ハナリュウ」がほぼそのままチコリータとメガニウムにスライドしたのに対し、著しく異なる姿をしていた「ハナモグラ」のみは、両者の中間的なデザインが描き直される運びとなっている。
その姿は実在するモグラとも全く似ていない、大きな花の上に小さなモグラが乗っているというものであった。モグラの体型は大幅にデフォルメされ、顔も糸目に猫口とゆるキャラのようで、頭からはおしべのような毛が3本だけ生えるとファンシー極まりない。
ただし、腹部には謎の的のような模様があり、これを「巨大な第三の目」と見る解釈も一部で存在している。その解釈が正しいとすれば、また話が変わってくる。
いずれにせよ、この姿で実装されることはなかったため、何故中間進化形だけがこのようなことになっていたのかが明らかになる可能性は低いだろう。
基礎データ
進化
ハッパ → ハナモグラ(不明) → ハナリュウ(Lv.32)
備考
このような姿をしたポケモンは現在に至るまで実装されていないが、強いて似たコンセプトのポケモンを挙げるなら、第6世代(XY)でフラベベが登場している。
フラベベは明確に「花と共生する小型の妖精」としてデザインされており、本体は単フェアリータイプである。ただし、進化するとそれなりに大きくなり、花と同化したような姿になってしまう。
また、第3世代(RSE)で登場したジラーチは、腹部に「第三の目」を持つことが確定している。
関連タグ
他の没ポケモン御三家の中間進化