データ
概要
初代(RGBP)より存在する技。相手をどく状態とすることが可能なわざの1つ。
どくタイプよりもむしろくさタイプやむしタイプが覚えることが多い。
ちなみにしびれごなやねむりごなはくさタイプだが、この技はどくタイプである。
命中75という微妙な命中率を持ち、基本的に対戦ではどくどくの下位互換だが、後述のようにストーリーでは使いようがある。
もうどくの総ダメージ量は3ターン目までどく以下であり、回復技を使わない相手への速攻やベノムショックなど状態異常そのものが目的なら十分有用である。
しかしそれで比較すると「どくガス」の存在が、粉技判定無し・対象範囲(第3世代以降相手全体)・命中率(第6世代以降どくどくと同じ90。それ以前は55)・果てはPPに至るまで、こちらこそ全てにおいて完全上位互換とどうしようもなく重い。当て付けのようにZワザ化追加効果も同じ。差別点は第4・第6世代でのコンテストでの効果のわずかな違いくらいしかない(第3世代では全く同じ)。
ただしどくガスの習得者数はどくのこなの半分もおらず、両立出来るのもドーブルのみと意外にもレアな技である。
各世代
第1 - 4世代
どくどくの存在により影が薄かった。
命中率が上で相手に与える負担も大きく、さらにはほとんどのポケモンが覚えられる技だったため。
が、そのどくどくは当時使い捨てのわざマシンでしか覚えられない技であったため、どくどくの代用品としての価値はあった。
また、相手を状態異常とし、その上でジワジワ体力を削れる技であるため、捕獲用としては多少のメリットがあった。この点は第5世代以降でも同じ。
(無論、ねむりごなやみねうちを使った方が効率はいいのだが、旅パに入れているポケモンの構成やレベル上ねむりごなやみねうちが使いづらいという事態も起こり得た。また、そもそも第1世代はみねうちという技自体が存在しなかった)
第5 - 7世代
わざマシンが何度でも使用出来るように。 このためストーリー中はともかく、それが終わってしまえばほとんどのポケモンがどくどくを簡単に習得可能になり、存在意義自体がかなり薄くなってしまった。
さらに、第6世代では粉技であることが災いしてくさタイプやぼうじん、ぼうじんゴーグル等、無効にする手段が大量に追加される。おまけに上述のどくどくまでどくタイプポケモンが使うと必中となるという強化を受け、ますます差が広がってしまった。
第8世代
ついにどくどくのわざマシンが消滅し、代替手段も一切なし。
全てのポケモンがどくどくを習得可能な時代は終了し、どくどくに一方的に優位を取られることはなくなった。
ただし、この世代よりいつでもどこでもボックスにアクセスして手持ちをボックス内の控えポケモンと入替えられる仕様やポケモンセンターへ行けば過去に忘れてしまった技を簡単に思い出せる仕様が実装され、捕獲要員を気軽に揃えていつでも手持ちに呼出せるようになったため、捕獲用技としての需要も減ってしまった。ストーリーで活用するかどうかはプレイヤー次第。
関連タグ
キノコのほうし しびれごな ねむりごな わたほうし ふんじん まほうのこな