「いくよ!あんたの理性ブッとばすから!!」
概要
『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』に登場するキャラクター。
名前の由来は有毒・薬用植物「マチン」の別名(学名“Strychnos nux-vomica”に由来)からと思われる。
イッシュ地方のタチワキシティジムのジムリーダー。どくタイプのポケモンの使い手。
勝利すると「トキシックバッジ」と「ベノムショック」のわざマシンを貰える。
キャッチコピーは「ポイズンライフ ポイズンライブ!」
ちなみにどくタイプのジムリーダーは初代のキョウ、GSCのアンズ以来の登場となる。
ジムリーダーとミュージシャンを兼任しており、バンドはかなりの人気がある様子。
ジムはライブハウスで、中のステージではホミカとバンド仲間が演奏をしている。
その演奏がそのままジムのBGMになっており、よく聞くと「D・O・G・A・R・S ドガース!」というホミカのボーカルが入っている。
『BW2』のサントラのパンフレットによれば、ゲームフリークのスタッフの声であるらしい。
作中ではタチワキシティの乗船所で船長を務めるホミカのパパ(ホミカはオヤジと呼ぶ)も登場。
ホミカが叱るのも聞かず、自分の夢であった俳優の道を目指すために本来の仕事である船長の業務を放り出してポケウッドへ乗り込んでしまう。
しかし、肝心の映画では散々な結果となってしまい、落ち込んでいるところをホミカに励まされて船長の仕事に戻った。
この際ホミカは父が出演した映画を観たことを伝えており、彼女の父親想いな一面が窺える。
また、父を叱ったのも船に乗れず困る人が出てくるためであり、口の悪さとは裏腹にしっかり者でさっぱりとした性格の持ち主である。
容姿
ペンドラーをモチーフにした刺々しいデザインのベース(ワーロックベース)を持っている。
左向きにベースを持っていることから、左利きである可能性がある。
小柄で厚底ブーツを履いており、前髪を縛ってちょんまげにしている。
鼻の上にピンク色のそばかすがある。
ちなみにアートワークだとベースに隠れて見えないがアニメやポケマスでは、わずかだがスパッツを履いているシーンを確認できる。
アニメ版
\ホミカ!/\ホミカ!/\ホミカ!/\ホミカ!/
CV:喜多村英梨
「ベストウイッシュ」第83、84話(シーズン1最終回1時間スペシャル)にて登場。
BW2のジムリーダーだが、アニメに先駆けで登場する形となった。
パンクバンド「ザ・ドガース」のリーダーで、タチワキジムのジムリーダー(ゲームBW2では2人目のジムリーダーだが、上記の先駆け企画の都合により、最後のジムリーダーになった)。
なお一人称はゲームとは違い「ホミカ」である。
バトルフィールドはライブハウスも兼ねており、大勢のファンがバトルとライブを盛り上げている。
勝気な性格でポケモンバトルに自信を持っており、対戦はホミカが三体vsサトシが六体と変則的なルールで挑んだ。
ポケモンを出す時の掛け声は「めっちゃ爆裂!」「次の爆裂!」などを言う。
そして原作に登場した「あんたの理性ブッとばすから!」の台詞も健在である。
相手を毒状態にしてから攻撃する戦法を多用してサトシを追い詰めたが、ハハコモリやチャオブーの活躍と、サトシの最後の手持ちポケモンであるピカチュウによって逆転負けした。
バトル中は毒状態になったチャオブーにモモンのみをあげるなど、気まぐれな一面も見られた。
ゲームでは比較的小柄なホミカだが、アニメではサトシより大きい。
ちなみに喜多村英梨本人は、ホミカの役を受けかなり嬉しかったことをTwitterで報告している。
他媒体
ポケモンマスターズ
CV:菅沼千紗
相棒ポケモンはホイーガ→ペンドラー。恒常☆4の毒アタッカー。
攻撃技はポイズンテールとどくづきの2つ。バフは攻撃上昇のプラスパワーと自身の急所率と特防を上昇させるトレーナー技「理性をブッとばす!」を有する。
パッシブスキルにかそくを疑似再現した「P技後素早さアップ2」を持ち、必要なバフを自身で揃えられるため、恒常バディーズのアタッカーの中ではかなり優秀な部類。
懸念点は条件を整えればホミカを超える火力を叩き出せるキョウ&クロバットがストーリー配布バディーズとして存在すること。あちらはバディストーンボードも解放されているため、総合力ではどうしても劣る。
とはいえバフがある程度自己完結していて、初心者にも扱いやすいという点においてはこちらに軍配が上がる。
使用ポケモン
※チャレンジモード時はレベルが1上昇し、ベトベターが加わる。
御三家で弱点をつけないどくタイプであり(ホイーガはむしも含むのでほのおやひこうで弱点を突ける)、特にツタージャを選んでいた場合はかなり分が悪くなる。
タチワキシティに来るまでに捕まえられるポケモンの中で、どくタイプの弱点をつけるのは「ねんりき」を覚えるコダックぐらいしかおらず(しかも覚えるまでに結構育てる必要がある)、パーティを育てていないと苦戦を強いられる相手なのだが、実は町の南に位置するタチワキコンビナートに出現するコイルを捕まえておくと、はがねタイプによってどくはもちろん他のサブウェポン(ノーマルやあくなど)も半減に抑えられ、ソニックブームで安定したダメージを与えられるためすんなり倒せてしまう。
ジムの前をうろついている人物がヒントをくれるので、これに気づくかどうかで難易度ががらりと変わる。
ちなみにサンギ牧場で捕まえられるリオルをこの時点でルカリオに進化させておけばわずかながら攻略が楽になる。
チャレンジモード時にはベトベターが加わるが、このベトベターは「どろばくだん」を使う曲者で、コイルを用いた戦法は見事に潰されてしまう。
PWT(イッシュリーダーズ)
PWT(ワールドリーダーズ)
- ペンドラー(エース)
- ドクロッグ
- ダストダス
- クロバット
- ドラピオン
- モロバレル
関連イラスト
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