技のデータ
曖昧さ回避
『ゼルダの伝説 時のオカリナ』以降に登場する貝型モンスター。
攻撃が効かない硬い貝殻で身を守っており、倒すためには素早く貝柱を狙わなければならない。
操作のしづらい水中という都合上、狭い場所で遭遇すると中々厄介な存在である。
名前被りはただの偶然である。
概要
第5世代から存在する技。
鋭い貝殻などで相手を斬り付ける技。後述の習得者から考えると巻貝ではダメ……と思われていたが、巻貝のヤドランが習得出来るため問題ない模様。
別名「ホタチでガリッ」。
貝の刀である(ホタチやアシガタナ)を持っているミジュマル系統の専用技…というわけではない。
他に習得できるのはシェルダー系統、カメテテ系統、ヘイガニ系統、グソクムシャ。
いずれも貝類、またはエッジを持った甲殻を所持する生物がモチーフとなっている。
ヘイガニに関してはORASで新しく習得できるようになった代物。
『ポケモン剣盾』では技マシン化し、ほのおタイプ対策には嬉しいシュバルゴ、貝殻というより亀の甲羅なカジリガメも習得した。
因みにモーションは相も変わらず「ホタチでガリッ」なのである。
シナリオでは威力75という序盤にしては破格の威力の技で、多少相性の悪い相手でも楽にごり押し出来てしまう。
技名からみずタイプ版リーフブレードと思われがちであるが、実際はブレイククローと全く同じ効果である。
対戦での評価はまずまず。
威力が5上のたきのぼりがあるためやや押され気味になってしまうが、追加効果のことを考えるとむしろこちらの方がダメージを狙いやすくなる。耐久型相手なら大きく活きるだろう。
だが、第7世代よりみず物理技で同じ追加効果を持つ競合相手に「アクアブレイク」が加わり、上記の「シェルブレード」習得者も全員覚えてしまうため、一度採用率は下降することとなる。
そして時はポケモンSV。切る技の1つに分類され、特性きれあじで威力が1.5倍になる。これにより実質的な威力が112となり、この特性を持っている場合みず物理技としては「ウェーブタックル」に次ぐ強力な技となった。
デメリットもたまに外す程度で「ウェーブタックル」と違い反動ダメージも無く、更に相手の防御を高確率で下げるので非常に使い勝手の良い技に化ける。
ただし、みずタイプでこの特性を持つのはヒスイダイケンキとミガルーサのみ。ミガルーサはもう一つの特性がさらに強力なため、実質ヒスイダイケンキ専用と化している。
同時にアクアカッターという新たな水物理技&切る技が追加されたが、そちらとは命中が5劣る代わりに威力で5勝り、付随効果も異なる。
英語名の「Razor Shell」は貝の剃刀を意味する。ホタチでガリッどころかスパッと行きそうである。貝印の剃刀は恐らく関係ない。
ゲームでは素のホタチで切り裂くエフェクトとなっているが(バンプレストのフィギュア作品『ポケットモンスター 技ミュージアムvol.001 ミジュマル×シェルブレード』ではこちら寄り)、アニメ版ではホタチより青いオーラの刃が伸びるエフェクトが付く(形状は回によって曲がっていたり、アシガタナに似ていたりと異なる)。ダイケンキの場合はアシガタナに青いオーラが発生する。
フタチマルの場合は二刀流でも一刀流でも使用出来るようであるが、ダイケンキの場合は四足歩行になった影響からか、基本的に使用するのは1本となっている(一応、後ろ足で立ち、二刀流で戦う回もあるにはある)。
余談であるが、『LEGENDSアルセウス』ではヒスイダイケンキがひけん・ちえなみを習得するためか、シェルブレードが習得技そのものから外れた(進化前も同様であり、彼らがホタチを使う技がきりさく、つばめがえし、シザークロスの3択に絞られた)。
ポケモンGO
この技の代名詞であるミジュマルのコミュニティ・デイで実装された。ハイドロカノンと違いイベント外でも覚えさせることが出来、すごいわざマシンスペシャルも必要ない。
性能はジム・レイドでは3ゲージ威力45(硬直1.3秒)、トレーナーバトルでは必要量35威力35(1/2で防御1段階↓)。必要なゲージは少ないが、威力が低すぎ、追加効果も安定していないため、採用されることは少ない。