一般的な長ネギについてはこちら。
→ネギ
データ
概要
その名の通り、カモネギそしてネギガナイト専用のどうぐ。野生のカモネギが低確率で持っている。
「最初からネギを持ってるだろ」とツッコミたくなるが、カモネギが最初から持っているのは「植物の茎」である……はずなのであるが(後述)。
どういう訳か、初登の第2世代での説明文は「ふつうの ながねぎ やすく うれる」という物であり、特殊な効果がありながら、ただの換金アイテムのような説明文であった。
持たせると、急所ランクが+2される。効果のみ見ればピントレンズやするどいツメ以上。
第6世代以降では、急所ランクが+3以上で確定で急所となるため、つじぎり、きりさくを使えば、確定で急所に当たる。
この持ち物が真価を発揮するのは特性「いかりのつぼ」のポケモンと組ませた時。特性が「きょううん」でなくてもいいためねこだまし対策「せいしんりょく」を採用出来るという、カモネギに起動要員としてトップクラスの適性を与える重要な持ち物である。
しかし「いかりのつぼ」持ちもカモネギ自身も種族値自体はかなり貧弱なため、いわゆるロマンギミックに過ぎなかった。
しかし、ポケモン剣盾においてガラル地方のカモネギがネギガナイトに進化することが発表され、さらに進化方法は「1回のバトルで3回以上急所に当てて勝利する」という非常に特殊なものであることが分かったため、ネギガナイトに進化させたい場合はながねぎを所持させた方が手っ取り早い(ながねぎを持たせずに急所ランクの上がる技やアイテムを使って進化させることも可能ではある)。
さらに、ネギガナイトに持たせても効果があることが発覚。ラッキーパンチやでんきだまの二の舞とならずにすんだ。
また、ながねぎの効果はダイマックス中も適用される。
余談
カモネギはソードでしか野生で登場しないため、孵化余りのガラルカモネギをシールドのユーザーに渡したりマジカル交換で流す場合にはながねぎを持たせて交換に出すと喜ばれる。
ガラルカモネギの出現率は5%と低いが、ながねぎは50%の確率で所持しているのでそこまで集まりにくい代物ではない。
また、当初はシールドで自力で入手する方法がなかったが、DLC『鎧の孤島』のヨロイ島、『冠の雪原』のフリーズ村で稀に日替わりで落ちていることがあり、入手可能となっている。
これまでカモネギが持っているのは「植物の茎」だったが、ガラルカモネギおよびネギガナイトはハッキリと「ネギ」を持っていると記されている。しかも既存種より長いものを。
ちなみに似て非なるアイテム「ふといながねぎ」を売却すると1100円で「ながねぎ」は500円である。
……カモネギにしか分からない価値があるのか。