概要
イッシュ地方に存在するダンジョン。6番道路とフキヨセシティの間に位置する。
その名の通り洞窟の内部が電気を帯びており、磁力で浮遊する青い鉱石や、歩くと足元に電撃が走るような箇所があちこちに存在する。青い鉱石には押すと他の鉱石に引き寄せられるものがあり、これを利用して先に進む仕掛けとなっている。
これまでのシリーズに登場する電気系エリアは無人発電所をはじめ人工的な施設が多く、そういった意味では珍しい雰囲気を持つダンジョンと言える。
野生ポケモンはお馴染みのガントルやモグリューに加えて、バチュル、ギアル、テッシード、シビシラスが出現する。特にシビシラスはかなりの低確率でしか出現しないが、地下2階の方が少しだけ出やすくなっている。
また、いわゆる「特殊な磁場」が発生しているエリアであり、このダンジョンでレアコイル、ノズパスのレベルを上げることでそれぞれジバコイル、ダイノーズに進化させることが可能。
シナリオにおいて
ブラック・ホワイト
ホドモエシティのジムをクリアするまでは、入り口がデンチュラの巣で塞がれてしまっており入れない。ジム攻略後に訪れると、ヤーコンが巣を取り除いてくれて入れるようになる。
内部に入るとアララギ博士とベルがギアルの調査のために訪れる。また、洞窟の奥ではNの意向を受けたプラズマ団が何人も待ち受けているため、しっかりと準備をして攻略したいところ。
ブラック2・ホワイト2
本作ではホドモエジム攻略前でも内部に入れるようになっている。尤も、出現ポケモンは軒並みヤーコンのじめんタイプとは相性が悪いので先に訪れる意味はあまり無い。
新たにノズパスが出現するようになっており、前述のとおり進化条件を満たせるので捕獲後その場で1レベル上げるだけで進化させることが可能。
なお、親がNのポケモンが4匹も出現するため、出現時のエフェクトは注視しておくべし。
ちなみにNはこの場所が好きなようでBWとBW2の両方(2の方では直接姿を見せないが台詞内容と喋り方からして彼であると推測できる)で好意的な感想を言っている。
土の中にはモグリュー、天井にはテッシード、そこらにはバチュルの巣が張られ、シビシラス等の珍しいポケモンや、特殊な磁場による特定のポケモンの進化など、様々なポケモンの生態系の宝庫であるためポケモンを愛する彼が好印象を抱くのも納得である。
余談
- 階層が下がる毎にBGMの音程が低くなっていくという小ネタがある。
- ポケモンSVのDLC『藍の円盤』では、ブルーベリー学園のテラリウムドーム内に電気石の洞窟とソックリな『電気石の岩窟』というエリアが登場する。ブルーベリー学園がイッシュ地方にあるという点を鑑みるに、電気石の洞窟の環境を人工的に再現したと思しい。
- しかし未だ研究は不完全である為か、ここでレアコイルやノズパスをレベルアップさせても進化出来ない。