概要
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のダウンロードコンテンツ、「ゼロの秘宝 後編:藍の円盤」に登場する用語。
同コンテンツに登場する学校、ブルーベリー学園に於いて、生徒同士がポケモンバトルの強さをランクにする制度。
このブルベリーグ制度の影響で、ブルーベリー学園の各生徒達もバトルに力を入れており、本ランキングで勝ち進むために切磋琢磨する「リーグ部」という部活も存在するほど。
そのため、一般生徒でもパルデアでは見られない持ち物を持たせたり、特性を利用したコンボを用いたりなど強敵が多く、伝説・準伝・幻を縛って挑む場合、例え全ポケモンをレベル100まで上げても立ち回りがよくなければ、パーティが半壊・全滅することすらある。四天王になる事を志し語る生徒が多いのも頷ける。
ブルベリーグの基本ルール
いわゆるブルーベリー学園版『学校最強大会』であり、基本的に学園の生徒しか出場枠は与えられない。
基本的には、生徒同士でランクマッチを行い、成績を積み重ねてランク上位になることで、更なるランキング上位の人達と戦うことが出来る。
そして、ブルベリーグ四天王へ挑戦するには、まず各エリアの受付で50BP支払うことで四天王それぞれ考えたお題である「四天王チャレンジ」を提示される。それに成功した者だけがドーム内の各エリアに設置されたバトルコートで戦う権利を得られる(このため、四天王はチャンピオンに挑戦する者に対する関門としても機能している。)。
それらを制覇することで認められるチャンピオンとの対決は、学園エントランスホールのコートで生徒や教師陣に見守られる中で行う。
主人公の場合
まず、「交換留学生」である主人公は本来ブルベリーグそのものに参加する資格がなかったが、現チャンピオンと四天王の5名による協議と採決が行われ、タロとネリネは反対するが、カキツバタ・アカマツ・スグリが賛成した事で出場と登録が認められた。
また、四天王とシアノの推薦によりこのランクマッチが免除されており、いきなりランキング上位である四天王の「四天王チャレンジ」に挑戦することが出来た。
ランキングトップ5
ブルベリーグのトップ5に君臨する強者達は、1位がブルベリーグチャンピオン、2~5位がブルベリーグ四天王と呼ばれ、それぞれが立場に応じた特権を有している。
各肩書に関する詳細はリンク先を参照。
ランク | 名前 | 肩書 | 専門タイプ |
---|---|---|---|
1位 | スグリ | ブルベリーグチャンピオン | 特になし |
2位 | カキツバタ | ブルベリーグ四天王 | ドラゴン |
3位 | タロ | ブルベリーグ四天王 | フェアリー |
4位 | ネリネ | ブルベリーグ四天王 | はがね |
5位 | アカマツ | ブルベリーグ四天王 | ほのお |
主人公が四天王とチャンピオンに挑戦する時には、彼・彼女らは使用ポケモンにフロンティアクオリティを彷彿とさせるガチ構成を取り入れている他、歴代のパートナーポケモン1匹を入れている。
このため簡単に比較はできないが、少なくともレベルだけ見れば全力で主人公と戦っているはずのカルネ(チャンピオン戦)やダンデ(チャンピオントーナメント決勝)を12~15ほど上回っており、相当な強豪校であるのは間違いない。
『藍の円盤』クリア後
主人公がチャンピオンになった後は、留学生が頂点に立った事、直前のチャンピオンであったスグリの問題行動やその後休学してリーグ自体から降りた事、等々前例のないイレギュラーが重なったせいで制度協議が行われることになり、ランキングの変動も一時的にストップしたことが語られている。
そして番外編後にてスグリが復学した後は、スグリが正式にブルベリーグを除名し、主人公がチャンピオン且つランキングも変動しないままの状態となった。
余談
- このリーグを含めた同校のポケモンバトルはダブルバトルが主流の為、イッシュ地方とは地続きであるオーレ地方の影響もあるのではとの声も(そちらもダブルが主流な為)。
- またブルーベリー学園がダブルバトルが主流と公開したのは、ポケモンコロシアム20周年期に入った直後だったりする。
- アカマツと四天王入りを争っていたシンディーというリーグ部員が電気石の岩窟にいる。
- ブルーベリー学園の生徒達はブルベリーグ四天王だけでなく一般の生徒達を含めても歴代の四天王やチャンピオンよりもレベルが高い傾向にあるが、これは金銀におけるジョウト地方及びカントー地方のリーグチャンピオンである筈のワタルと同等かそれ以上のレベルのポケモンを繰り出してくるカントージムリーダー(チャンピオンになった経歴を持つ彼は例外として)のように、レベルに関しては単純に本編クリア後を想定した内容だからだと思われる。
- 仮にこのレベルが平均だという言うならば、住んでいた場所が違うとはいえネモやポピーが周囲より強い事で疎外感を感じるような事など無かっただろう(実際、ブルベリーグチャンピオンのスグリはネモに何度バトルしても勝てないらしいので、あくまでゲーム上の難易度調整の結果だと言える)。何よりも留学初日の様子見のバトルからレベル70以上のポケモンを繰り出してくるような学生がゴロゴロいて堪るかという話である。
- 上記でも言われているが安易に歴代の強豪トレーナー達と比較するような真似は言い争いの火種になるだけなので止めておこう。
関連項目
ポケモンリーグ:システムのモデルとなったポケモンの最高機関