概要
顎の関節を無視するほど大きく開いた口、そこから横に突き出る肥大化した舌、どくどくと垂れるヨダレ、翼を派手に広げ、眼はうつろで焦点が合っていない、といった非常に不気味な姿。
歪ではあるがその体のパーツ一つ一つが謎にマッチしており、その姿はどこか狂気さえ感じる。
しかし、このようなビジュアルでありながら、わざ「したでなめる」は覚えない。
最初に発売された『赤緑』の別版である『青』では、ポケモンのグラフィックがすべて違うものに差し替えられている。
印象の変わるポケモンも多々いるが、この『青』のゴルバットは、そのあまりにショッキングな風貌から、多くのプレイヤーに強いインパクトを残した。
なお、公式イラストでのゴルバットは、口を開いているが舌は出していない(そもそも普段は舌が描かれていない)。
『ポケモンスタジアム』や『ポケモンバトルレボリューション』など、3Dでポケモンを描いたゲームでは、舌を出すゴルバットの姿を確認できる。
ゴルバットのインパクトが強すぎる故にあまり話題にならないが、続編の『金銀』より追加された進化系のクロバットに関しても、『ポケモンスタジアム金銀』などにおいては目を大きく見開いて歯を剥き出しにする、普段の姿からは想像もできない程に恐ろしいビジュアルを披露している。